ぼくはアンナ・カレーニナを読む
ぼくは『アンナ・カレーニナ』を読む。ぼくは今年の9月から『アンナ・カレーニナ』を読み始めた。『アンナ・カレーニナ』。ロシアの文豪、レフ・トルストイが1873年に執筆を始め、1877年に単行本が出版された長編小説だ。ぼくは中村融訳の岩波文庫版(全3巻)で読んだ。この本を読むことになったきっかけは「ぼくは文庫本の凹みを気にする」という記事に書いたのでここでは繰り返さない。
ただ、ぼくが中巻を買いに行った時の話は簡単に書いておこう。上巻を買った時、ぼくは不注意で小口(本を開く