挑戦者が現れました
おすすめはしません‼️
前菜のようなもの。まろやかな味わい。まずはここから始めろ‼️
ネパールから仕入れた本格スパイスカレー。ネパールってカレー有名でしたっけ?知らんけど。
無害系コミュニケーションと仕掛けるコミュニケーションがあったとき、開かれた存在に行うのが前者で、閉じた関係に行うのが後者である。開かれた存在に対しては、常に無害なことを言っている/無害で在る方が安全である。一方、閉じた関係では多少柔らかな部分や人間味という規範の外部を掘り出すやり取りがなされることがある。 少なくとも開かれた存在には無害をよそおえば大丈夫だと、そう考える人がいるかもしれない。しかし、いくら用心したところでその安全もまた幻想に近いものである。 もし誰かがその
全部正反対やねん 認められない性質を持って生まれたり育ってしまったなら… し、、、 し、、、、、、、 し、、、、、、、、、、 しーーーーーーーー🤫
真っ暗な店舗に入った。電気もついていない、長らくシャッターの閉まっていた店。なぜ、今日に限って開いているんだろう?雨が強まって外は冷えていた。私が店に入った瞬間、店内の空気が変わった。視線が集まるのを感じるも、皆すぐ関心を失って自分たちのほうに戻った。閉まっていたはずの店にはスーツ姿の人々がたくさんいた。電気もつけずに、ある人はランタン片手に店内を物色している。前に来た時とほとんど変わらない陳列棚だった。商品はそのまま置いていて、真っ暗なのに人だけたくさんいて、変な感じだった
10月13日。 今日は友人の住む京都に遊びに行った。私は友人と呼べる人間関係をわずかにしか持っていないが、私はたいてい影響を受ける側として振る舞うことが多い。それでも、私が影響を与える側として振る舞うことも存在し、この友人との関係においては、私は常にこの彼女を振り回す側として存在しているのだった。童心に帰ったような感じがして、ちょっと恥ずかしくも思う...。 遊びの内容を私がチョイスするというのはなかなか面白い。彼女はたいてい、うん〜いいんじゃないとほわっとしているが、彼女
10月9日。 アルバイトを終えて、家に向かう途中で私はふと回転寿司に行きたいという衝動に駆られた。近くの回転寿司はなんと24時までやっているというではないか。なんという僥倖! 私は愛車であるビーエービーワイ号を寿司チェーンに止め、飢えた人々を横目に順番を待った。 そしてついに席に案内され、目の前に広がるのは、ええ、皆さん、お分かりかと思います、ですが言わせてください、 Dancing 魚介類__。 踊るぽんぽこりんなど、なんのその。魚がもうそれはビチビチと真っ白な海を
コントローラーや人びとはコントロールしたいと絶えず言う。 すべてコントロールしたいだって? 現実の人間を支配したところで、ただ虚しいだけだ。支配などしたがるのはそれは己が弱いからだ。こんなものに興味はない。 僕は無言でコントローラーを川底めがけて勢い良く橋から落とす。 あぁ......素晴らしい。あらゆる人々の意思が溢れている。欲望で満ちて、熟している。支配の究極の形は、「趣味」だろう。力を求めたその先など、何もないことを歴史の中で人類は嫌というほど悟っただろう。人の
「なァ、オマエら、おもろいゲームを教えてやるよ。とりあえず俺がやってるとこ、見とけよ」 山田はおもむろにそう切り出した。コイツはいつも僕らのグループに新しい情報や遊びを持ってくる。僕は山田のことをちょっと尊敬している。楽しそうに話している山田は生き生きしていて、僕もこんなふうになれたら、とずっと思っている。 「いいか、このゲームで重要なのは、"没入"だ。オマエら、没入って言葉知ってるか?ただの集中とは違ぇんだよ。没入してるとき、俺は俺を忘れるもんなんだよ」 山田は得意げ
人は、自己の不定性を見つめながら永遠に変わらない真理を求め続ける。 人、人、人。とある民間療法で「人」という漢字を3回掌に指で書いて、掌を飲み込むと、緊張が和らぐと言われている。 (もぐもぐ) 授業中眠っちゃったみたいだ。いつものように構造が提供され、僕らは構造代(そんなのあるか?)を支払う。今日も僕らの世界は分かりやすくパッケージ化されている。 僕はホワイトボードに視線を戻す。結構視界がぼやけてくる。内容が理解できない時、世界にモヤがかかり、僕と世界を隔てる何かがど
注文した料理がまだ来ない。私は焦っている。時刻はすでに18時10分を過ぎている。かれこれ20分、待っている。カウンター席から、私は店内を見回す。皆殺気立っていて、この空間における殺意の総和は、450人の人間を殺すことができるだけのものに相当するだろう。 4人の店員は皆ビギナーでもたついており、客をさばけていない。ああ、神様、間に合わせてください、腹が減って仕方がないんです。私は祈りにも似た心境で虚空を見つめている。あと15分後には仕事のために店を出なくてはならないが....
- テレビのついた、やわらかな灯りに満ちたリビング。少し気の強そうな彼女の瞳は今、目の前で微笑みを浮かべている男を見据え、口を開いた。 「あなたはずっと穏やかで優しいけど、それだけじゃもの足りないの。私はあなたの一番なんだって、もっと情熱的に私を愛しているって表現してほしい。あなたが誰のものでもなく、私だけのものだって、ちゃんと感じたいよ」 彼はしばらく彼女の言葉に耳を傾けていたが、やがて微笑んだ。その微笑みは、いつものように優しく、しかしどこか哀しげだった。彼の目は
〈Mu_K(formless)の場合〉 真実とはなんだろう。それを考えて、今8750万年が経っている。その歳月を、真実を積み重ねることだけに費やしてきた。真実を積み重ねることは力を得ることである。これまで、戦いに勝利するということは真実を積み重ね、力を得てきた。 一方で俺は混沌を求めていた。真実をストイックに積み重ねるのは、俺が誰よりもそれを否定してほしいと感じているからかもしれない。或いは……俺はずっと真実を追い求めてきたが、真実でない状態を知らずに、そういうものとして真実
俺は王だ。今日も世話係が身の回りの支度を行なっている。 「王様、ほ、ほんとうにこんな服でいいのでしょうか......」 新しく入った世話係がおずおずと尋ねる。 「かまわない」 「わ、わかりました......」 煌びやかな服には興味がない。俺の興味は、いつも生命の輝きにあった。国で一番の腕を持つ仕立て屋にも作れないもの、それを作ることができる者はあらゆる場所にいる。生活のために、生きていくために文字通り命を削って作られた服。そういうものに心が惹かれた。縫製が得意でないものが作
辺りは暗くなっていた。どんよりと鬱積した心情とは対照的に人々は幸福そうに往来している。 ふと奇妙な感覚を覚えた。外は半そででも歩けるほどの暑さなのに、妙に寒いのだ。しかし周囲を見渡せど誰も寒そうなそぶりは見せていない。数秒の時間を要したのち俺は自身に何が起きたのか思い出した。 一人の男が路地裏を歩いていた。男は仮面をかぶっている。聡明そうな黄色の瞳とわずかに緩んだ口は正面を向いている。 俺はそいつを見て直感的に、生命を脅かすほどの力をそいつが秘めている、そう判断することが
皆さんお久しぶりです。あの時助けていただいたカメです。とことこ……(荒廃した大地を、わずかばかりの歩幅で這って進んでいる。ここは太陽が消滅した世界。水も草木もなく、あるのは干上がってやせこけた土だけであった。) この記事において、気が向いたら書くなどと言ってから約二年が経過しました。短いようでいて、この二年間のうちにこれを書いた主体、のようなものは消滅したか、鳴りを潜めているような感じがします。ですが今はなんだかうまく説明らしきもの仮説1が書けそうな気がします。ちなみに
気づけば木製デスクが視界に入ってきたようだ。ここはどこで、僕は誰なんだろうと自明の問いを発する。答えを理解していながら、問うことをやめない。 いつもこうなのだ。ふらっと世界に崩れ墜ちるように、意識が問いを生む。やわらかい肉塊を二枚に裂くと、世界が浸み込んできて、僕は安心する。そして僕は人間の言葉を話して、笑って、この世界で交流する。デスクの裏に手を当てると、そこだけちょっとひんやりと感じた。でもやがてその冷たさも頭にわずかな刺激を与えたきり、それは塊となって形を失い、網膜
店主に誘われて入ったその空間は、鏡の裏の世界のようだった。表通りからは中の様子を窺うことはできない。扉の向こうは奥行きがあってり、カウンター席とテーブル席がいくつか並んでいる。 カウンター席の天井には毛糸のような素材で編まれたカラフルな紐が店内を彩っている。顔立ちの似た店主が2人、ネパール語とヒンディー語で会話している。 テーブル席に座ると2種類のラジオ番組が流れていることに気づいた。注文を終え、料理を待っているとき、2人の店主は何を話しているのか分からないが、ずっと独り