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読書感想1「この本を盗む者は」深緑野分
こんにちは、せ→る→です。
今日は、深緑野分さんの「この本を盗む者は」のレビューを書きたいと思います!
<あらすじ>
「ああ、読まなければよかった!これだから本は嫌いなのに!」
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。
(KADOKAWA公式サイトより引用)
すごく面白かったです!ファンタジー作品が大好きなので、本の世界に入ってしまうという設定がとても魅力的でした。今までハードカバーで分厚い本は敬遠して、読むのに抵抗がありましたが、たまたま見たpvがきっかけで購入して良かったです。表紙もタイトルも不思議な感じがして好きです。ファンタジー要素に加え、ミステリー要素もあります。どんどん謎が解けていったり、考察しながら読んだりするのが楽しかったです。文字が宙に浮かぶ描写や場面が目まぐるしく変わるシーンの想像をするのもすっごく楽しく、アニメ化してほしい!って思いました。モヤモヤするところもいくつかありましたが、個人的には、曖昧に終わる作品が好みなので飽きることなく読めました。レビューとかを見てみると、結構好き嫌いが分かれる作品らしいです。
私は読んでいてすっごく楽しかったです(*’ω’*)
気になった方はぜひ読んでみてください!
本日もお読みいただきありがとうございました。今回は初めて本のレビューをしてみました。また、違うジャンルの作品のことも書いていきたいと思います。
それでは、また~
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