1年ちょいで17キロ痩せたら人生観変わった?
タバコをやめると太るというが、案の定3年くらい前タバコを完全にやめて
コロナ期間中で外出制限があった時をはさんで体重があれよあれよという間に、
23キロ近く増えてしまった。
階段を上がるのがイヤになるほどだった。
これはヤバいということでジョギングを毎日5キロ走り出したら
1カ月半で5キロやせた。
だが、その後がどうやっても体重が落ちなかった。
2年前は月に160km走っていた時期があっても、
なんと2キロしかやせなかったのにはへこんだものだ。
運動しても体はちょこっと体重が減ってもあとは停滞してしまうようだ。
そして去年、運動に慣れた体に変化球をつけようと
クロストレーナーを買って毎晩45分やるようになると、
1カ月半で4キロ以上やせた。
だが、この運動にも体は慣れてしまい、
今度は週4日1回につき5~10キロのジョギングをしても
6カ月間は体重増減なしで、
それ以上減量できなくなった。
そして取りかかったのは、いよいよ食事療法だ。
ブタの主食となる野菜中心の、自称「豚のエサめし」(酒類や間食はゼロ)に、
たんぱく質を摂取するようにした。
味付けは、塩、コショウ、レモン、それだけ!
これだけでもおいしいと思えるようになった。
だがこういう食事療法をしても体重は1,2キロしかやせなかった。
それプラス毎日1万6000~7000歩(1日12~13km超)+週末5~10kmのジョギング。
これでさすがにガクン↓とやせるだろうと思っていたら、
なんと3カ月で1,2キロしか減らない(絶望)!
歩きは1日8000歩で頭打ちというから、
毎日1万3000歩+週末10kmのジョギングまでダウンした。
そう思っていたらようやく体が目覚めたのか、
3カ月半したら一気に1カ月で3キロ減ってきた(希望の光)。
そんなこんなな紆余曲折の食事療法と運動で体が慣れたら、
また変化球つけて運動刺激を加え続けた結果、
一年ちょいで17キロほど減量できた。
おかげで血液検査ではすべての数値が正常範囲になったし、
毎日体は健康そのもの、ピークパフォーマンスを維持できている実感がある。
でも、欲を言えばあともう10キロやせてみたい。
若いころ長距離走の選手だったから、あの頃の風を切るような走りに
少しでも近づきたいのである。
これは一時的なダイエットではなく、もうこの豚のエサめしに慣れてしまった。
大谷翔平選手がWBCの時、同僚の選手からパスタに塩だけの味付けなのを見て、
それでおいしいの?
それで人生何が楽しみなの?というようなことを聞かれて、
「うん、おいしいよ!」と言ったそうだが、
この塩、コショウだけの味付けでも、おいしい!と思えるようになった。
でもこんな食事療法は独身だからできるのかもしれない。
結婚して奥様が毎日美味しい家庭料理をつくるとなると、
こんなブタが食べるようなショボイ食事を一人では食べられないのではないか?と思う。
独身悲惨貴族全開だ。
人間、変われるものだ。
生きているだけで、幸せ!
と心底思えるようになった。
でも、ここまで食事を節制して、運動を工夫して、
あとどうやってもう10キロやせるというのだ?
楽しい戦いは続く(笑)。。。