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第2回 花咲く和紙を共につくる障がい者雇用の会社「ビーネックス ウィズ」
第1回目でお話しましたが、日本産のシードペーパー「花咲く和紙」をつくるにあたり、2022年から協働している会社のひとつに神奈川県の「株式会社ビーネックスウィズ」があります。母体は15の会社を持つホールディングカンパニーで、「ビーネックスウィズ」はグループ内の特例子会社として、障がいのあるかたを一手に雇用し、グループ内各社から回収されたコピー損紙などを使って再生紙をつくっています。さらにステーショナ
もっとみる花咲く和紙を共につくる神奈川県の 障がい者雇用の会社「ビーネックスウィズ」
タネが漉き込まれたシードペーパーを、日本でつくりたい、そう思いはじめてから数年、2022年にようやく念願の「花咲く和紙」を発売するに至りました。以前から山梨県身延町の有限会社山十製紙との協業は始まっていましたが、その一方で、神奈川県相模原市の「ビーネックスウィズ」との出会いもありました。仕事でおつきあいのある紙の商社のかたが繋いでくださったのです。2021年に初めて顔を合わせ、その後、数回の話し合
もっとみる「花咲く和紙」の開発 その4 カモミール編
花咲く和紙のタネはカモミール。
まだまだ発展途上ですが、試行錯誤の末にこの春、商品化となった「花咲く和紙」。まず最初に漉き込んだのは、ジャーマンカモミールのタネ。白い花びらの真ん中が、こんもり黄色く盛り上がった可憐なハーブです。
カモミールを選んだ理由はいろいろありますが、まずはタネが小さいので、紙にしたときに表面がなめらかになり、和紙という名称が似合う風合いになるからです。また発芽率が高く
「花咲く和紙」その3 開発までの試行錯誤
今年の春からスタートした、国産のシードペーパー「花咲く和紙」。おかげさまで、最近はお問い合わせが増え、1ヶ月先までのご予約が埋まっています。まだまだ課題は多くありますが、新商品としてとても嬉しいスタートになりました。
さまざまなご縁が繋いだ紙
2年前、コロナ禍でスタートした花咲く和紙の開発ですが、そもそも、アメリカのシードペーパーを手本に、10年前から「日本でも日本の紙ゴミで作りたい、きっとで
「花咲く和紙」の開発 その2
紙ゴミを持ち込んでシードペーパーづくりにトライ
今年2月、発売となったシードペーパー「花咲く和紙」ですが、少し遡って開発の経緯を書き留めておこうと思います。
まず、私たちは花咲く和紙の原料として、自前で古紙を集めました。使用済みのチラシ、パンフレット、コピー用紙などです。
ありがたいことに、鎌倉の女子起業仲間たちの協力で、1週間で車のトランクがいっぱいになるほど集まりました。その後、せっせと
自粛期間を経て動き出したこと・・
長らくNoteを書けない日々が続き、ようやくトンネルから抜けたようです。
2020年の春「安曇野プロジェクト」としてスタートしたシードペーパーの国産化プロジェクト。そろそろ第一フェーズが終わりそうです。
この間、コロナ禍とちょうど時期が重なり、安曇野工場は長野県下の福祉施設でもあるため、県外からの往来が禁止されました。本来、同じ場所に、目の前にいれば、直接会話し理解しあえただろうことが、電話や
2021春、いよいよ第二フェーズの始まり
昨年から今年にかけて納品したシードペーパーを数種、土に埋めて育て始めました。2月は暖かかったので、夜は室内にいれましたが、日中は外に出してたっぷり水をやります。鎌倉オフィスには屋外がないので、田舎でのびのびと外に出して日光に当てています。
シードペーパーづくりに向けて昨年はいろいろなことがありました。コロナ禍で海外からの紙の輸送も国内加工の安曇野工場もトライアンドエラーの足踏み状態。シードペーパ
シードペーパー安曇野工場稼働!
7月が駆け足で過ぎ、気がついたら8月です。
この間、2回ほど松本・安曇野に通い、幸運なことに、続けて2、3の仕事を受注し、いよいよ安曇野工場稼働しました。
鎌倉+安曇野体制でいよいよ大きな船が出発です。
玄関前には入り口看板も作りましたよ。このマークは、今後シードペーパーのロゴにもなります。
看板を掲げると気持ちが引き締まります。最近は、出荷や配送も多いので、宅配のドライバーさんにも認知度