節兌見一

創作サークル『オーングロリアム治安維持騎士団』団長。 一次創作を中心に小説やゲームブックなどをやってます。 商業ラノベも発売中(『東京LV99』『ベツ☆バラ!』)

節兌見一

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節兌見一の商業・同人作品まとめ

作品の順番は発表が新しいものから 東京LV99(商業ライトベル)節兌見一、初の商業物理書籍化作品。 集英社ライトノベル新人賞(IP小説部門)を受賞。 舞台は異能者がひしめく現代の東京。 元異世界勇者の舞薗雷地が異能者たちのランクマッチ【裏門】にのめり込み魔法少女や人狼少女や魔王ら、現代の最強異能者と激闘する異種格闘ファンタジー。 Dungeon Dice aDventure -竜の笛-(ゲームブック同人誌)同人ゲームブック第四弾。 今までの作品とは世界も物語も独立している

    • 創作サークルのロゴを作ってみた

      ◆発端自分(節兌見一)が団長を務める創作サークル『オーングロリアム治安維持騎士団』のBOOTHを開店した。 これから自分が作ることになる小説やゲームブック同人誌を電子書籍化してアーカイブし、あわよくば収入につなげようと思ってのことだ。 それにあたり、自身のSNSアイコンとは別個で創作サークル『オーングロリアム治安維持騎士団』としてのロゴが欲しくなった。 なので、自分で作ってみようと思う。 なお、節兌見一はデザイン初心者である。 とりあえずインターネットで調べて出てきたロゴ

      • 「このキャラは果たして人類最速のガンマン『早撃ちのボブ』に勝てるのか?」で能力バトルを考える

        ◆まずは↓の動画をみてほしい。(権利的に大丈夫な動画かは不明だが、ボブの凄さが伝わってくる) みてもらえば分かると思うが、彼の早撃ちはあまりに速く正確だ。 彼の名前はボブ・マンデン。 0.02秒という驚異の早撃ち速度を記録した、実在のガンマンである。 この速さは次元大介やゴルゴ13、のび太など創作上の凄腕ガンマンをも遥かに凌駕しており、各分野に時折り現れる「フィクションより凄い人」を地で行っている。 早撃ちのギネス世界記録からは「デジタルを用いた記録がなく正確性に欠ける」

        • 集英社さんから自分の書いたラノベが発売された【日記】

          集英社ダッシュエックス文庫さんから自分が書いたライトノベルが本として売り出されることになった。 というか、出た。3日前の2024年10月25日に。 この『東京LV99』は、冒頭20Pだけで審査してくれる『集英社ライトノベル新人賞:IP小説部門』に『元・異世界勇者が現代の魔法少女にボコボコにされたらどうなる?』と思考実験で書いた短編がいつの間にか受賞していたという、奇妙な経緯を持つ作品だ。 (最初の20ページしか本文が無いので、後で続きを書くのに苦労した) さっそく本屋さん

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          【日記】エルデンリングDLCをクリアした後になって遺灰システムの良さと誤解に気が付いた

          DLCネタバレ→なし 本編ネタバレ→あり エルデンリングDLC『SHADOW OF THE ERDTREE』をクリアした。 エルデンリング本編をクリアした初見プレイ時のデータをそのまま保存してあったので、そのビルドを引き継いだ筋力特化信仰型ビルド(いわゆる筋バサ)でプレイして、はじめて本編をクリアした時の操作感や興奮を保ったままプレイできた。 我ながら、一週目のデータを取っておいたのは良い采配だったと思う。 また、PS5の機能でボスの初回撃破時の映像を保存しておくのもアル

          【日記】エルデンリングDLCをクリアした後になって遺灰システムの良さと誤解に気が付いた

          【日記】RPGって何が面白いんだっけ?

          ペーパーマリオとダメージ計算式最近『ペーパーマリオRPG』(『ぺパマリ』)のリマスター版が出た。 youtubeで実況している人がいたので少し見たが、やっぱり凄く良い。 ドラクエやFFに直で触れるにはやや若い年代だった自分にとって、 RPGとはマリオストーリー(前作)やぺパマリのことだった。 紙をモチーフにしたお芝居めいた世界観。 立体的かつ発見に満ちた、飽きることがないステージ。 マリオ世界でありながら奇妙でシリアスなストーリー…… 言葉にし尽くせないほどの良さがあっ

          【日記】RPGって何が面白いんだっけ?

          プロット通りに小説を書けない理由とギャンブル依存症は似ているかもしれない

          ・ドーパミンに脳を焼かれる ここ最近、自分はギャンブル依存症になってしまったんじゃないかと心配になっている。 というのも、小説の取材を兼ねて少額で遊んでいた仮想通貨で大勝ち(人生が変わるほどの大金ではない)してしまってからというもの、どうにも何かに取り憑かれてしまったような気がしてならない。 最初は取引所の口座が1パーセント(数十円程度)増える勝ちでも満足していたのに、大勝ちを経験した後では数千円の上下では脳がピクリとも揺れてくれない。 大勝ちの快感が脳に焼き付き、感覚が

          プロット通りに小説を書けない理由とギャンブル依存症は似ているかもしれない

          【2023】小説の技法書じゃないけど小説づくりの助けになった本【三選】

          今年は小説の書き方を壊したり再構築したり、試行錯誤の一年だった。 その最終盤で集英社さんから賞をいただくというびっくり嬉しい出来事があったりもしたが、これも色んな本を読んで他ジャンルの考え方を吸収したおかげかもしれない(そうか?)。 というわけで、今年読んだ本の中から「小説の技法書じゃないけど小説づくりの助けになった本」を三冊、感謝の念を込めて書き記しておく。 (1)たちまち繁盛店!1日300人が行列する人気ラーメン店のつくり方ラーメン店のコンサルティングをしている筆者が

          【2023】小説の技法書じゃないけど小説づくりの助けになった本【三選】

          【Dungeon Dice aDventure】の構築:サイコロを振るのが楽しいゲームブックをつくる

           久しぶりに同人ゲームブックを作った。  今回も色々考えながら作った結果、まだまだ発展の余地がある面白いシステムができたように思うので、その設計プロセスを書き記しておく。  システムの話がメインでネタバレは無いので未プレイの人も気軽にどうぞ(興味を持ったら買ってプレイしてみていただきたい。自信作なので)。 仮説:デジタルに勝つにはサイコロを使うべし 『ゲームブックがデジタルのゲームに勝つにはどうすればいいのか?』  について、ずっと考えていた。  デジタルゲームにアナロ

          【Dungeon Dice aDventure】の構築:サイコロを振るのが楽しいゲームブックをつくる

          『煉獄』プレイ日記:第一階層

          ・ソウルシリーズの起源? この動画のコメント欄に、かのソウルシリーズの始祖『デモンズソウル』のシステムは2005年のゲーム『煉獄』をリスペクトしているのではないかという指摘を見かけた。 どうにも気になったので、ポチってプレイしてみることにした。 アマゾンの説明文をよく読んでいなかったため、届いたのはROMだけ。 説明書が無いのが不安だけれど、どうにか始めていこうとおもう。 ・何もない部屋でスタート OPを見るに、どうやら人の形をした機械たちが戦う物語らしい。 しかしそれ以

          『煉獄』プレイ日記:第一階層

          【#2】ツイ活始めて一カ月【日記】

          前回までのあらすじ↓ ツイ活を始めると宣言してからおよそ一か月が経過した。 現状や所感、改善点などを記録しておく。 現状:思ったよりツイ活できてない「書くこと」関連 ・カクヨム連載:「蠱竜陀」第21話(三賞後半)まで投稿完了→まあまあ ・ツイッター連載:まだ第4話までしか投稿できてない→ヤバい ・その他:noteのジャンプ+原作賞に一作投稿した→エラい 去年12月末に流行り病らしき謎の体調不良に見舞われたことと、ブラウザ版ツイッターにログインできないエラーにより、年末年

          【#2】ツイ活始めて一カ月【日記】

          『魔女り狩(まじょりか)』あらすじ

          現代日本において、彼女たちは狩る側にいる━━ 都内の高校に通うイジメ加害者の少年たちが次々と死体で見つかった。 死因は心不全や脳卒中、心筋梗塞などの突然死。 難航する捜査現場に現れたのは、警視庁公安部・怪事六課所属の女刑事『飼原(かいはら)ヒツジ』と、彼女に付き従う目つきの鋭い少女『赤山羊(あかやぎ)レイ』。 捜査情報を受け取ったレイは、死亡した少年たちからイジメを受けていた少女『贄村(にえむら)リカ』に目を付ける。 一方、イジメの標的だったリカは、イジメの主犯たちに復讐し

          『魔女り狩(まじょりか)』あらすじ

          『魔女り狩(まじょりか)』第三話

          暗くなった町の塀から塀を渡り歩き、レイは猫のように地面に着地した。 「ここか」 レイの手には、リカのスマホが握られていた。 『北第三公園まで一人で来い。でないと女は殺す』 メモ帳アプリに表示された画面を消すと、レイは薄暗い公園へと突入した。 林に囲まれた自然公園風の広場には、周囲からの目が届かない。 レイは臆することなく、パーカーのポケットに手を突っ込んだまま進む。 その先、街灯に照らされた広場に、鬱ノ木がいた。 「僕の家、この公園の近くなんだけどさ。毎晩ここに不良

          『魔女り狩(まじょりか)』第三話

          『魔女り狩(まじょりか)』第二話

          事件が起きた学校からほど近い住宅街にて。 母親に連れられた子供が不思議そうに塀の上を見つめている。 その視線の先では、猫が苛立たしそうに虚空を睨みフシャーと鳴いている。 「ねえ、ママ。猫さん、何に怒ってるのかな?」 「さあ、何だろね~」 去っていく親子をよそに、塀の上では赤山羊レイと猫がにらみ合っている。 レイはパーカーのフードを目深にかぶっている。 その奥で、冷たい眼光がきらりと光る。 「ふにゃ!」 猫はレイの眼光に恐れをなして、逃げていく。 「……」 レイは何

          『魔女り狩(まじょりか)』第二話

          『魔女り狩(まじょりか)』第一話

          中世ヨーロッパの魔女狩りは失敗だった。 密告、拷問、火炙り。 魔女を探し出し処刑するための手段は、民衆によるヒステリックな集団私刑(リンチ)へと堕落し、無実の弱者ばかりが虐殺された。 群衆に紛れた本物の魔女たちは、無実の人間が火に焼かれるのを遠巻きに見つめながら、それぞれの胸の内で思う。 魔女狩りを仕掛けた『奴ら』を滅ぼさねば。 他の誰でもない、自分たちが狩らなければならない、と。 それから数百年後。 日本、東京都■■市にて──── 刑事たちが警察署の薄暗い会議室に詰め

          『魔女り狩(まじょりか)』第一話

          【#1】小説を読んでもらいたいのでツイ活する【日記】

          ツイ活とは終活の読み違いではなく、twitter活動のことである。 twitterを中心にインターネットで何かしらの表現を積極的に行い、多くの人にフォローしてもらうことで大きな情報拡散能力を獲得すること。 小説書きにとっては、自作小説を読んでくれる人たちや創作仲間を探すことを意味している。 そんなツイ活を、これから本腰を入れてやっていこうと思う。 背景:書いた小説を読んでもらいたい 思い返せば、ドワンゴさん主催の『第二回IIVクリエイターアワード』で小説&優秀賞をいただ

          【#1】小説を読んでもらいたいのでツイ活する【日記】