第二懺悔会

誰かの罪を上演する演劇ユニット

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最近の記事

清水綾乃:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

出演者一人一人に、作品について自由に書いてもらいました。直接のネタバレはありませんが、作品のテーマに触れているnoteも多いためご注意ください。このnoteは、スクワット役、清水綾乃のnoteです。 ======= このnoteを読んでくださっている皆さま、こんにちは。こんばんはですかね。 清水綾乃と申します。今回の第二懺悔会の公演に、役者として出演させていただきます。 ちょっとテンション感が分からないので、変なこと書くかもしれません。 まずこの作品について書けと

    • 野口天音:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

      出演者一人一人に、作品について自由に書いてもらいました。直接のネタバレはありませんが、作品のテーマに触れているnoteも多いためご注意ください。このnoteは、ウズメ役、野口天音のnoteです。 ======= こんにちは。野口天音です。 今回めちゃくちゃ自由に書いてます。甲斐さんすんません。 後で見返して後悔する気がします。はい。 今回の作品は「推し」と「透膜」が自分的にテーマな印象で。その事について話します。あ、ほぼ恋バナです。長いです。黒歴史刻みます。 私昔から

      • 野中銀花:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

        出演者一人一人に、作品について自由に書いてもらいました。直接のネタバレはありませんが、作品のテーマに触れているnoteも多いためご注意ください。このnoteは、警察官役、野中銀花のnoteです。 =======  かなり前に公演まで1カ月を切った、第二懺悔会の駒場祭公演ですが、この公演のある稽古日の翌日に、実は愛知に日帰り旅行をしていて。旅行と言っても目的は一つで、その一つの目的というのが他ならぬ推し活であって。稽古が夜9時に終わった次の日、ちゃんと時間をかけておしゃれを

        • 森環:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

          出演者一人一人に、作品について自由に書いてもらいました。直接のネタバレはありませんが、作品のテーマに触れているnoteも多いためご注意ください。このnoteは、母役、森環のnoteです。 ======= アイドルを好きになったことがありません。 正確に言うと、男性アイドルに対して疑似恋愛的な感情を持ったことがありません。よく考えてみると、アイドル以外の芸能人も、Vtuber もアニメキャラも、とにかく「推し」を作ったことがありません。 また、リアルの知人(クラスメイト

          平井郁巳:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

          出演者一人一人に、作品について自由に書いてもらいました。直接のネタバレはありませんが、作品のテーマに触れているnoteも多いためご注意ください。このnoteは、父役、平井郁巳のnoteです。 ======= 推しってなんだろう? このnoteで何について書こうか、テーマは何にしようか色々考えて、自分自身について色々考えていると、ある疑問が生まれました。 「推しってなんだろう?」 もちろん「推し」という言葉を知らないわけでも、好きなことが何もないというわけでもないんで

          平井郁巳:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

          山本意月:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

          出演者一人一人に、作品について自由に書いてもらいました。直接のネタバレはありませんが、作品のテーマに触れているnoteも多いためご注意ください。このnoteは、猿田俊彦役、山本意月のnoteです。 ======= 基本的に、綺麗なものが好きです。 綺麗事もですし、キラキラしたものとか、清涼感のあるもの、何だろうポカリスエットの広告とかにありそうな感じとか?ああいうのが好きです。 それはつまり、この作品の雰囲気はあまり好みではないということでもあります。 この作品は「

          山本意月:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

          卯月倫花:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

          出演者一人一人に、作品について自由に書いてもらいました。直接のネタバレはありませんが、作品のテーマに触れているnoteも多いためご注意ください。 このnoteは、エミ役、卯月倫花のnoteです。 ======= 卯月です。 第二懺悔会で今回役者をやらせていただきます。初めて同じ座組で関わっている人が殆どなので、日々刺激的な稽古をさせてもらっています。楽しいです。 あと、座組の人と学校で謎によく遭遇できるのも楽しいです。 「透膜による遮断/つばのぬめり」について 脚本自体

          卯月倫花:『透膜による遮断/つばのぬめり』について

          読書会「唐十郎を読む」レポート─運営の反省と成果─

           演劇ユニット第二懺悔会は、2024年、東京大学で甲斐敬識が立ち上げた演劇ユニットであり、「誰か=私の罪を上演すること」をコンセプトにしています。2024年11/22〜11/24に駒場祭で『透膜による遮断/つばのぬめり』という公演を行います。その情報公開に先んじて、8/23〜8/25にプレイベント「唐十郎を読む」を開催しました。この記事は、このイベントを振り返り、記録しておくためのものです。(甲斐敬識) 企画趣旨・当日の状況 このイベントは、唐十郎の代名詞とも言える演劇論集

          読書会「唐十郎を読む」レポート─運営の反省と成果─