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ベンチプレスで180kgを挙げれる様になる迄のトレーニング法

 画像は、ベンチプレスで180kgを挙げてた頃に撮った174cmで100kg時のものです。  

 先ず初めに、私の記事は筋肉を増やす事に特化した内容である事を予め了承下さい。
 例えば、私は比較的に少ないセット数で順調に発達しましたが、競技などでは筋肉の質・形・密度なども重要なのでしょうから、ある程度のセット数も必要になるのかもしれませんし、あくまでも、筋肉を増やす事のみに照準を合わせた記事と捉えて頂けたら幸いです。

 トレーニングに関してですが、種目・方法・セット数など、巷には色々な沢山の情報が次々に溢れ、どれが正しいのかと悩んだり迷ったりする方も多いのではないかと推察します。
 しかしながら、結局は時代などを超越した普遍的な「基本」こそが最も大事だと考えますし、大横綱と称される現役時代の白鳳関が、相撲の基本中の基本である「四股」「てっぽう」「摺り足」に、何よりも時間を割いていたと伝えられていた事からも、基本の大切さが判ろうというものです。

 筋肉を増やす基本は、より重い重量が扱える多関節系の基本種目を、前回より重い重量か多い回数を目指す事でしょうから、個人的には奇をてらった種目に走った事は無く、例えば、胸の種目ではベンチプレス一択で、ダンベルはおろかインクラインですら行ったことがありませんでしたし、セット数を増やしたりする事もなく、基本種目を厳守しつつ、補助やドロップセットなどで強度を高め、グリップの種類や幅などを変化させ筋肉を慣れさせない筋幻惑法などを駆使して、多少の紆余曲折はありつつも、ほぼ順調に発達し続け、180キロを挙げれる様になりました。

 但し、次回のトレーニングで前回より重い重量を目指すとは言いつつも、目的は拳上重量を伸ばす事ではなく、あくまでも、筋肉を増やす事でしたので、下半身の関与を無くす為に脚は常にベンチに乗せた状態で行い、上半身の力のみで挙げる等の工夫は行ってました。

 ちなみに、停滞打破の鍵ですが、原因は千差万別・十人十色になるでしょうけど、個人的には食事が大きく、内容的にはタンパク質量というよりも総カロリー量にあると体感しており、一番に効果を実感した95キロから100キロへの壁を打破した際の食材・量・食事法も投稿したいと考えてます。

 私のトレーニング方法に関してですが、部位の組み合わせや内容も含め、巷では殆ど見聞きしないであろう独自のものだと思いますし、現在は軽い重量でトレーニングしてますけど、重量以外の内容はトレーニング開始当初から殆ど変わらず、以下の点を重要視してます。
 ①ウオーミングアップを除き、トータル3~5セット
 ②前回より重い重量、もしくは、多い回数を目指す
 ③拮抗筋を交互に鍛える
 ④視覚を遮断し、感覚を優先する
 ⑤基本に忠実を軸としつつも、細部に渡り変化を試みる
 ⑥周りを意識せず、トレーニングのみに集中
 
 各々の詳細については追々と記事にするとして、今回は①である、比較的に少ないと思われるセット数について、自身に纏わるエピソードを交え少しだけ触れます。

 ベンチプレスで180キロを挙げてた頃、身長180で体重130の友人と、身長180で体重120の人生に於いての師匠と一緒にトレーニングする事もありましたが、お二人共に私と同じ位のセット数でして、その事については互いに情報共有をしたわけではなく、出会う前に各々で導き出し辿り着いたセット数でした。

 友人は、顔が小さくウエストも細くての180cmで130kgでしたから、行く先々で驚愕されていましたけど、私は彼以上に巨大なマッスルボディには未だに遭った事はありませんし、そんな彼との逸話を一つ・・・。
 2人で某:有名温泉に出向いた時の話ですが、フロントに到着した瞬間、数人の受付嬢が一斉に「うわ~っ・・・凄い人が来た~!!」と驚愕の叫び声をあげ、その内の御二人が誰かに伝える為に、どこかへ走り去ってしまったのです。
 冷静に職務を全うしなければならない筈の立場にありながらも、その様な事態に陥る程の衝撃を感じたのでしょうが、彼女達曰く「お相撲さんやプロレスラーは見てきたけど、彼ほどの衝撃は初めて」との弁でした。
 その時の彼は白の長袖セーターだったのですが、その巨大な筋量は服の上からも一目瞭然で、全体的な質量で言えば、彼以上の人間もいるでしょうけど、小さい顔と細いウエストが巨大さを際立てさせていました。
 ちなみに、彼はメディア等には一切、出ていませんでしたので、彼を知る人は殆どいないと思われますが、昨年、相模原の某:施設にてメディア等では見かけない、巨大な筋肉を纏った人物に遭遇しましたので、まだ見ぬ強豪の様な方が日本各地にいらっしゃるのかもしれませんね。

 人生に於ける師匠も凄い方で、普段は軽い重量に少ないセット数で、ジムに居る殆どは御喋りという方でしたが、本当に稀に本気を出し、補助を頼まれたので後ろに付きましたら、シーテッドのバックプレスにて150kg以上を10数回以上も挙げる姿には驚愕しました。

 お二人の姿と私自身の経験からも、事、筋肉を単純に増やす事のみに関しては、少なくとも沢山のセット数は必要ないと個人的には実体験してます。

 それから、前述した友人ですが、例えば、有名ビルダーの動画を観るとか専門誌を購読するとかいう情報収集する事はありませんで、ひたすら、己で確立した自分流を貫いてました。

 自分流の方法を確立するまでの情報収集は必要かもしれませんが、情報の八方美人と申しましょうか、その行いは迷いの原因にもなりかねませんし、自分流を確立した後の情報収集は程々にするか全く行わずに自分流を貫くべきだと、色々な観点から痛感してます。

 これから、巷に溢れる在り来たりな情報ではなく、実体験から得た知識を基本に追々と投稿していくつもりですが、読者の何らかの御役に立てたなら、それ以上の喜びはありません。

 次回は、ベンチプレスで180kgを挙げてた頃の内容を投稿予定です。

 今回は、この辺りで・・・・。

追伸:以前、同じ様な内容の記事を何回か投稿しましたが、色々な事情により退会しましたけど、今回、再び登録し直しましたので、気持ちも新たに投稿していくつもりです。

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