極上の組み合わせ:香り、食感、美意識
今はもう亡くなった父が大好きだった「若竹煮」。
食感が潔いタケノコと、口の中でまったりと溶ける、ふくよかなワカメ。
そしてそこに添えられた、香り高い木の芽と、その映えた緑の美しさ。
口の中に広がる、深いダシの香りと甘くやさしい味。
小さい時はお箸の先1cmほどだけしか汚さないようにと食べ方にしつけをされて、面倒臭くて嫌だった。けれど数少ない料理の中の「料理」にだけは、それだけの敬意をもって箸を使う。
「若竹煮」はそんな、儀式に似合う料理だ。
新わかめと新竹の子は古くから 相性 がよいといわれ、典型的な出合い物とされる。
その若竹煮のステータスを、さらに一歩深めた味、それが「京かまぼこ大栄」の「若竹煮天」だろう。
兵庫県淡路島、鳴門の漁師さんより直送の「鳴門わかめ」と、京都大枝の「朝堀りたけのこ」をまず若竹煮に調理。それを木の芽を添えて、蒲鉾に作ったという。この時期だけの揚げ蒲鉾ということだ。
たけのこはしゃきしゃき、わかめは肉厚で、歯ごたえも楽しめるお勧めの逸品。 保存料無添加。
----------------------------------------------- 若竹煮天 6個入(1パック
「京かまぼこ大栄」さんのnoteを見つけて嬉しくなって書いた記事。
この美味しさをぜひ味わっていただきたい。
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以下の4冊を先月出版。
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