noteの表題に「自己紹介」と書いてはいけないワケ
他の人が書いたnote記事のタイトルを、さーっとスキムスルーしていて、「自己紹介」とあるものを読みたいと思うか? わたしは思わない。だってその人のことを知らないし、知らない人の自己紹介なんか興味ない。
自己紹介をしたいなら、そして自分を知ってもらいたいと思うなら、最も自分を表すにふさわしいキーワードをタイトルに盛り込むべきだろう。
例えば次のような記事は、自己紹介記事であるものの、それ以上のプラス・アルファーがある。
ただしあなたが「自己紹介のまったく必要ない」有名人ならこんなタイトルでもよいけれど、それ以外なら諦めた方がいい。
広告コピーと同様、アイキャッチを考えるなら、凡庸な「自己紹介」を表題の中で4文字も使ってしまってはもったいないし、訴求力も魅力もない。
自分の日記としてnoteを書くなら別だけど、他に人にも読んでもらって、輪を広げようと思うなら、「自己紹介」をタイトルに使わないこと。『#自己紹介』をつけて投稿するのはいいけれど、まあそれもそもそも効果は期待できない。
結論として自己紹介したければ、これが自分、という言葉やフレーズを表題に使うことだ。
これは職場やサークルの自己紹介でも同じ。
名前や年や職業を順々に羅列するのではなく、名前を紹介したら次にはニックネーム、なぜそう呼ばれているのか、今ハマってることは何か、最近嬉しかったこと、などを入れて、覚えてもらいやすい印象を作る。
名前は覚えてもらわなくても「オリエンテーションでしゃべってた○○の人」という具合に印象付ければそれでオーケー。
アメリカの企業で何度もそんな場面にいたけれど、日本人はホントに自己紹介が下手だ。むにゃむにゃと何かしゃべっていて、けれど名前さえはっきり聞き取れない、聞く方も覚えられない。その印象は幽霊より薄い。
自己紹介を常に練習することは、結局「わたしは誰なのか」ということを普段から問うことだ。
名前以上のあなたを、前面に打ち出そうではないか。
================================
=======================
以下の3冊を出版。レビューで応援していただけると嬉しいです。
Kindle読み放題サブスクされてる方は無料。
この記事が参加している募集
サポートは株式会社スクーンジャパンおよび米国スクーン社が乳がんのNPO団体(LBBC)に寄付する資金に利用させていただきます。