本望とマネー問題
こんにちは。4歳からピアノが好きなKOMEKOです。
今日は「憧れとお金」について考えたいなと思って書いています。
夢を追う?追わない?
突然ですが、なりたい・憧れの職業はありますか?
また、現在もしくは過去にその職業をやったことはありますか?
私は小学生の頃、ピアニストになりたいと思っていました。
厳密には、親のスパルタ教育もあって、ピアノ以外の道は厳しいのかなとか、幼いながらに感じていました。
そして、中学・高校生になって、ピアニストとして食べていくには中途半端なんだなと気付くようにもなったのです。
どのピアノコンクールでも、全国大会には行けても上位入賞できない。
上位の人たちは、権威のある先生を探し求めて、国内外問わず習いに行くのは当たり前。
そんな人たちと同じ土俵で戦うのは、体格が小柄で手も小さく、表現の幅が狭かった私には理想もいいところだったと思います。
幸い学業にも力を入れていたので、大学受験もぎりぎりの成績ながら、何とか理系の学部で第二の人生を歩むことになったのです。
夢を現実的にかなえる
私は地元を離れた後も、ピアノを弾き続けることができました。
自由にピアノが弾ける環境は、本当にありがたかったです。
さらに、私のピアノ欲が尽きなかったのも味方して、大学進学後もコンクールに挑戦していました。
そんなある日のこと。
ここまで頑張って技術を磨いてきたんだから、自分の内だけでなく、誰かのために弾きたい。
当時、師事していた先生に相談して、大学生後期には、ピアノリサイタルを主催・開催するにまで至りました。
この時から、私のピアノは、最終的に誰かのために演奏したいという想いが強くなったのです。
難曲を弾きこなして、いろいろなコンサートに呼ばれるようなピアニストではないので、自分にとっては、これが現実的な夢の舞台でした。
生きがい≠生業(なりわい)
私は、自身のWebサイトにも書いてある通り、芸術を自ら創作することが生きがいの人間です。
「芸術が好き」と言っても、「芸術鑑賞が趣味」「芸術関連ビジネスが好き」とは意味合いが違うかもしれません。
自ら作品を創り、願わくばそれを誰かに見て・聴いてもらって、愛してもらうのが幸せなのかもしれません。(自分にとって、芸術のゴールはまだ分かりません)
一方で、今の私が芸術だけで生計を立てるのには、夢と現実とで深いギャップがあります。芸術は生きがいの一つではありますが、私の生業にはなっていません。
そんな私ですから、お金に余裕があったら……?とか妄想することもあります。
Instagramでアート作品を発信したり、YouTubeでピアノ演奏を届けたり、新しい取り組みは徐々に進められています。
そうなると、ゆくゆくはピアノを思いっきり弾ける空間を準備して、芸術にもっと時間を注いでみたいなとか思ってみたり……。
今の環境もありがたいですが、もっともっと自分の夢を形にするために、いろんな面で努力しないといけないなぁ。
自戒を込めてのnoteでした。