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マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険 22章まで』読書会(2025.1.24)
2025.1.26に行ったマーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険 22章まで』読書会の模様です。
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私も書きました。
イーロン・マスクa.k.a.樽 ナラティブ マスター
ナラティブ(narrative)とは物語そのものをさすが、語り口や話術も含まれている。例えば、大河ドラマの冒頭のナレーションや、プロレスの実況解説もナラティブである。視聴者
安部公房『箱男』読書会(2024.12.6)
2024.12.6に行った安部公房『箱男』読書会のもようです。
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解説しました。
私も感想文を書きました。
箱男=√2 (Q.E.D.)
『箱男』は「数理の世界」を物語に持ち込んでいる。「数理」とは、「数字の持つ法則性」のことである。
ピタゴラスの定理(三平方の定理)は、「数理の世界」が現実の背後にあることを教えてくれる。直角二等辺三角形の二等辺が1mだ
ドストエフスキー『虐げられた人びと』読書会(2024.11.22)
2024.11.22に行ったドストエフスキー『虐げられた人びと』読書会の模様です。
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解説しました。
私も感想を書きました。
根源悪の噴出
(引用はじめ)
許しの反対物どころか、むしろ許しの代替物となっているのが罰である。許しと罰は、干渉がなければ際限なく続く何かを終わらせようとする点で共通しているからである。人間は、自分の罰することので
梶井基次郎『闇の絵巻』読書会(2024.11.1)
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青空文庫 梶井基次郎『闇の絵巻』
朗読しました。
ウィキペディア 梶井基次郎『闇の絵巻』
私も書きました。
梶井基次郎の彫琢したもの
この間、松本清張原作の『天城越え』という映画をTVで見た。家出した中学生と遊女を演じる田中裕子が一緒に天城越えをする話である。思春期の家出少年のセックスに対する好奇心と嫌悪が作品の主題であった。『伊豆
レイ・ブラッドベリ『華氏451度』読書会(2024.10.4)
2024.10.4レイ・ブラッドベリ『華氏451度』読書会の模様です、
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解説しました。
私も描きました。
しらたき451度
一人称小説に傑作なしというのが私の持論だが、『華氏451度』は、展開上やはり無理があるというか、いたるところで停滞しているのである。
第三部の主人公が警察に追われるくだりなんかは、馬鹿馬鹿しくて、たとえば、ミヒャエル・エ
マーク・トゥエイン『トム・ソーヤーの冒険』読書会 (2024.9.20)
2024.9.20に行ったマーク・トゥエイン『トム・ソーヤーの冒険』読書会のもようです。
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私も書きました。
ザ・アメリカ文化のヒューマニズム
小学生の頃、世界名作劇場でアニメ版の『トム・ソーヤーの冒険』を見た記憶があり、インジャン・ジョーという殺人鬼をめぐるサスペンスのような内容がメインだったのはうっすら覚えていた。
今回初めて原作をしっかり読んでみる