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読書は手段か目的か【読書のキロク】

こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

今回は【読書のキロク】です。
始めて半年以上経ちましたが、思ったよりも続いています。

当初は大学院入学にあたって、改めて様々な知識のインプットを目指し、始めたものになります。

それが、思ったよりも続いている次第です。

ただ、今回その流れを振り返る1冊となりました。

◯今回読んだ本:『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』 著者:笹沼颯太 ディスカヴァー・トゥエンティワン

ネット通販アプリ内で、オススメに出てきたものになります。

おもしろそうだったので、迷わずポチッてしまいました。

◯概要

1日2時間の動画が、1日2冊の読書になる!
1万人以上の子どもを読書にハマらせた著者だからこそ伝えられる、家庭でできる読書教育のコツ

「レベル別 100冊ブックリスト」つき!

「子どもには、読書を好きになってほしい」
そう願う保護者の方は多いでしょう。
しかし、YouTubeなどが普及した昨今、本よりもラクに楽しめる動画視聴やゲームに惹かれる子どもが多いのは仕方のないことです。
子どもが自然と読書家になることもありますが、ほとんどの場合、そううまくはいきません。
なぜなら、読書のハマり方を教えられていないからです。

本書では、そんな状況を打破するべく、正しい読書のハマり方を40個のTipsとともにお伝えします。
オンラインの読書の習い事「ヨンデミー」を提供している著者が教える、家庭での効果的な読書教育について知れば、子どもはきっと読書を楽しむようになり、本の魅力にハマるはず。

英語だってプログラミングだって、そして大人になってからはビジネスのことだって、本を読めば学ぶことができます。
読書ができれば、他のことはなんとかなるのです。

本書を通して、子どもが夢中で本を読み続けるための「読書家のワザ」を子どもに教えられるようになりませんか?

【第一章より引用】
「選択肢が多すぎて、我が子に何を学ばせればいいのかわからない」と悩んでいる保護者の方がいらっしゃれば、私は迷わず「読書」をおすすめします。

【目次】
はじめに
1章 子どもの人生に読書というパートナーを
2章 どんな子だって読書家になれる
3章 子どもが夢中で読みはじめる ささる本の選び方
4章 「読みたい!」を引き出す ハマるきっかけのつくり方
5章 ずっと「読書家」でいるために 習慣化できる環境のつくり方
おわりに

上記ホームページ商品紹介を引用

少しマーケティング感のある本ではありますが、
子どもに読書をしてもらいたい親御さんなんかは参考になることが多いようにも思います。

◯雑感

この本自体もとても読みやすく、読書が得意ではない方にとっても読みやすい本になっているように思います。

うちの子どもはまだYoutubeとかに興味がさほどあるわけではなく、比較的本を読んでいるように思います。
この本のデータを見ていると、思ったよりも世間の子どもは本を読んでいないのかもしれないなぁと思いました。

でも、それはそれでよいのではないかとも私は思います。

読書ができる、文章を読んで理解できる、ということは、もちろんその後の生活に良いことであるとは思います。
ですが、そうでなくともなんとかなるとも思います。

◯読書は手段か目的か?

さて、本題です。
本書を通して私の頭の中に浮かんできた疑問として、
読書は手段なのか、それとも目的なのか
ということがあります。

本書でも言っている通り、読書は最終的にはあくまで手段としての活用になっているようにも思います。

何かについて学ぶ
とか
空想の世界を擬似的に体験する
といった目的のために、読書という手段が用いられる、ということかと思います。

一方で、本書を通して感じることは、読書が目的化している、ということです。

少し違和感を覚えながらも、納得できるとも思います。

手段として読書を活用できるようにするためには、
最初は読書するようになることを目的としていくことも方法の一つ、

ということのように思います。

◯授業においてのタブレットと何か似ている

最近、学校現場でもよく似たようなことが言われます。

「ICTの活用は手段であって、使うこと自体が目的ではない」

といった感じで。

それはそうだと思うのですが、
例えばICTが手段として定着していくためには、
まずはICTを使うこと自体を目的としても良い

とも思うのです。

最終的には手段としていくことを忘れてはいけないとは思うんですけどね。

手段が目的化することを否定するものでもないんじゃないかなぁとも思います。

本書においては、読書すること自体がそれに当てはまるかとも思うのですが、
それはそれで良いと思いました。

そんなことを考えていると、
手段なのか目的なのか
という問いも、なんとなくナンセンスな気もしてきます。

◯読書はできるようになってほしい

とはいえ、個人的には子どもたちに読書を楽しめる人になってほしいとは思います。

それは自分が読書によって、たくさんのものを享受しているように感じているからかと思います。

楽しみの一つとして、子どもにも読書という手段を持っていてほしいなぁと思います。

◯読書通帳のススメ

もっと一般的に知られているものかと思っていました。
各自治体の図書館で配布しているものになります。

専用端末で自動で記録されるものもあれば、
自分で読んだ本のタイトルや感想を書き込んでいくものもあります。

例えば、仙台市のものはこんな感じ。

ネットで調べて上の方にあったものになります。

うちの自治体では、たくさん本を読んだ子どもを対象に、表彰を行なっていたりもします。

本書で挙げられていた、読書を進めていくための要素を完全に具現化しているようなシステムだと思います。

うちの娘も、読書通帳を愛用し、かなり恩恵を授かっています。

それもあってか、とても意外だったのは、
本書で読書通帳に一切触れられていなかったことです。

むしろ、"ヨンデミーオリジナル”のような感じで、
読書通帳のようなフォーマットを配布しています、みたいな感じでした。

もちろんそちらを利用するのも良いと思います。
(なんか商業的な感じもするので、深くは触れません)

せっかく図書館とかを利用することを推奨しているのであれば、
読書通帳も活用してみられると良いのでは?と思い、ご紹介します。

個人的には読書通帳はとてもオススメです!


そんなことを考えた1冊でした!

私の好きな【サクッと本】についても取り上げられていました。

本書自体も【サクッと本】だとも思います。

ご興味のある方はぜひ。

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