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答えはもっとシンプルでした。【読書感想】
自分の悪い癖で少し長いです。
最後の5行だけでも
読んでいってください。
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こんばんは。
毎年夏になると
朝の散歩を日課にしようと試みて
10年連続2日坊主の佐藤です。
今回も
本書からの学びを
ツラツラと書き連ねていきます。
まず、
朝の散歩を10年連続で
2日坊主に終わった理由が
本書を読んで明確になりました。
それは
日課にしようとした考え
そのものが自分を苦しめていた事に
気がつきました。
「べき思考」
日課にするには
朝つらくても我慢して
起きる「べき」だ。
5日6日続けば
定着してくるから
最初は我慢して
起きる「べき」だ。
早起きのために
夜は早く寝る「べき」だ。
早く寝るために
本当は見たかったドラマも我慢して
休日へ後回しにする「べき」だ。
新たな日課を定着させる事は
並大抵の事ではありません。
「べき」の陰に潜む
小さな我慢。
無意識にストレスとして蓄積され、
日課にまでは
至らなかったんだなと思いました。
そして
この一連の流れには
「明日のために」とか
「昨日も出来たから」など
未来と過去への往来が生じています。
今を生きているのに
感情は昨日を見ていたり
明日を見ていたり。
これだと脳も身体も疲れてしまいます。
大切なのはシンプルに
「今に集中すること」です。
近年話題となっている
マインドフルネスや瞑想の類です。
便利化が進む
昨今の世の中において
目と耳と手で
別々な作業をする事だって
可能となっています。
ですが、
人の心と体は
その進化に
ついていけているのでしょうか。
忙しなく活動を続ける
心と体を一旦休め、
「今、現在に意識を向ける事。」
その効果的な方法の一つとして
歩く事が解説されています。
実際に本書の
歩き方を僕も試してみました。
日常を生活する中で
何の意識もせず歩いてきましたが、
自分のかかとが地面に着く
つま先が地面に着く
地面から足が離れる
離れた足を前に出す
ここに意識を
向けた事なんてなかったので
面白いくらい
自然と集中します。笑
でも途中で
「あれ?なんだか難しいな。」
「モデルさんとかは上手に出来るのかな?」
「ヒールとか履くともっと大変そう。」
などの余計な事を考えてしまいました。
これはいわゆる雑念です。
これが出てきたら
集中出来ていない
心ここに在らず、
本来考えなくて良い事を
あれこれと考える。
無駄に脳が疲れてしまいます。
この対処法なんかも解説されています。
誰でも出来るとっても簡単な方法です。
そして、
この「今」に集中する事で
得られる効果が
あまりにも多すぎるので
大きさはどうであれ
日々悩みに追われている現代人に
読んでいただきたい一冊でした。
昨日明日ではなく今を生きる。
今起きている事、
それ以外は雑念と捉える
そんな生き方も
アリかもしれません。