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おすすめのお金の本その12:おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

今日はお金について考えるおすすめの1冊のご紹介です。

今回ご紹介するのはこちら。

本書の特徴

この本は、新聞記者の方がお子さんにお金について教えたいものの、参考になりそうなものがない、だったら自分で作ろうということで書いたのがきっかけで生まれた本です。

金融機関出身ではないからこそ、一般消費者向けにわかりやすくお金の本質について書かれています。

こういうことを書くといろんな人に怒られるかもしれませんが…世の中にあるお金の本に書いているあることは、ほとんどどれも同じです。

だから、僕自身、たいていのお金の本は立ち読みで終わりで実際に購入に至るものはあまりありません。また、ここに紹介しているのはその例外にあたる少数派のものです。

この点、本書は、そういった多数派の本とは少し違った角度からお金についてアプローチしているところにも特徴があります。

気になったワード

お金になぜ価値があるのか。それはみんながそれをお金として扱うから。お金とは共同幻想

お金を「つくる」という魔法でお金が円滑に回るには人と人とが信じ合う、信用や信頼が欠かせない。お金は人間がお互いに支え合わないと生きていけない存在であるが故に生まれた、知恵の結晶ではないか。

このように、お金の本質を上手に言語化しており、その内容について考えさせられます。

また、お金を人間関係の観点から考えている点も、本質的でありながら、あまり他のお金の本には書かれていない気がします。

会話形式でお話が進んでいくので、読みやすさももちろんあります。

高校で金融教育が始まった4月にまさに読んでいただきたい一冊です。

過去紹介した本はこちら↓

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