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6年間不眠症に悩まされた私が治った唯一の方法 のび太のように寝ようと思ってすぐ寝られる喜び

こんにちは。
心のセルフケアラボ、サリューナです。

私はかれこれ六年以上、不眠症に悩まされていました。

きっかけは明確で、あるルームメイトと一緒に住み始めたことです。その時から安心して眠れなくなりました。
それ以降、住む場所を変えても、一緒に住む人が友達だろうと、パートナーだろうと、家族だろうと、一人だろうと…

慢性的な不眠症を抱えていました。

いろんな専門的な本を読んだり、脳派を分析したり、通院したり、耳栓、寝フォン、アイマスク、サプリメント、ゼリー、枕、布団、誘導瞑想、寝る前のヨガ、英単語を連想するメソッド…

できることはやりつくしました。

一時期は効果があるように思えました。
でもそれがずっと安定することはなく、根本的な不眠の解消にはつながりませんでした。

不眠を経験した人はわかると思いますが、不眠症がつらいのは、寝ようとするのに眠りに入れないことです。

その状態で朝になります。

それがつらい。

そして起きなきゃいけない時間帯にやっと眠くなる。でも寝ちゃダメ。

それがきつい。

そんな時、たまたま読んでいた書籍が私を救いました。

作家カマル ラヴィカント氏の "死ぬ気で自分を愛しなさい"という本です。

この本のタイトルにぐっとくるものがあり、読み始めました。

そして本の中で、毎日自分に

"私は私を愛している"

という言葉を繰り返して言うというのがあります。

著者はもう人生を終わらせたい、もうこんな生活嫌だ、生きていけない…

などの感情に襲われないために、この

"私は私を愛している"

を繰り返し唱え続けたと言っていました。

暇さえあれば、これをずっとマントラのように言い続ける。頭の中だけで言うのでもかまいません。

とにかくネガティブな思考にひっぱられそうになったら、すかさずこれを頭の中で唱え続ける。

私は寝る時にこれをしました。

布団に入り、よし寝よう!となる時に

"私は私を愛している"

と繰り返し頭の中で唱え続けました。

幸い頭の中はだれにも覗かれないので、怪しいことをしていることは誰にも気づかれません。

これを言ったところで、私の脳みそは喜ぶのかなあと思いつつ、とりあえずやってみました。

そしたら、簡単に入眠できたんです。

そして久しぶりに普通の時間に寝て、起きられました。

それ以来、時々思考が暴走する時(HSPなので直前に映画を見るとそれがよくあります)以外は入眠が本当に早くなりました。

そして普通に寝ようと思って数分後に寝られる自分になりました。

なぜこの方法が成功したのか。

そもそも著者は不眠症の人のためにこの本を書いていないし、不眠症の解決策としてこの言葉を使っていません。

なぜこれがうまくいったのか、私は不思議でなりませんでした。
でも日々寝られる喜びを感じる中で、この名言を思い出しました。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

マザー・テレサの言葉です。


私はカマル ラヴィカント氏の呪文はこれに通じると思いました。

自分の頭の中でのおしゃべりが、自分の習慣を作り、性格になっていく。
つまりその結果不眠になっているんじゃないかと。

不眠経験者はあるあるだと思うんですが

寝ようとして寝られない時、
何も考えないことができません。

どうしても頭の中はお祭り状態で

休憩してくれません。

その思考がいいものであろうと悪いものであろうと、興奮状態。

だから寝られません。

でも、"私は私を愛してる"を言っている間は思考が止まります。
そして思考が自分の外側のことをあーだこーだ言うことも止まります。

あの時ああ言えばよかった
あの人のあれはないよなあ
明日のあれやだなあ
なんで私はいつもこうなんだ

などなど…。勝手に暴走している思考たち。

"私は私を愛してる"にはこれらが入る隙がありません。
そこには"私を愛する私"と"私に愛される私"しかいないからです。

心が落ち着いてくるんだと思います。

外側がどうであろうと、
今の自分に集中できる。
そして眠れなくてもその自分を需要している言葉。

もしかしたら"死ぬ気で自分を愛しなさい"の本の内容が

私が自分の状況を受け入れられるよう助けになったのかもしれません。


そして思考が落ち着いたのかもしれません。

とにかく、著者の実体験に基づく感情に共感しかなく、この本の内容はすばらしかった。

それを踏まえてのこの呪文の効果かもしれません。

彼のように私も現状突破できるのではないかと勇気づけられたからかもしれません。

もし過去の私のように、慢性的な不眠で悩まれている方は、この本を読んでみてもいいかもしれません。

一人でも多くの方に、新たな世界がひらけてきますように。

いつも応援しています。

サリューナ

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