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【セルフ・コンパッション】あるがままの自分を受け入れる#03
セルフ・コンパッションにシリーズは今回が最後になる。
#01、#02、#02.5を読んで頂いてから、読み進めて頂けたら嬉しいです😊
親友から、今直面している辛い事態や、大失敗したことをきいたら、あなたはどのように反応しますか?
おそらく、親切に慰めたり、温かい言葉をかけたり、アドバイスをしたりするだろう。
それでは、自分自身が大失敗したり、ひどい事態に陥ったらどうするか?
自分自身に対しては、もっと厳しいのではないか?
自己批判をしたり、困惑したり、、、、
→自分の人生に何かまずいことが起きると、自分自身が最悪の敵になってしまう
そんな感情から回復し、立ち直るための方法=セルフ・コンパッション
セルフ・コンパッションを日常で活かすには?
自分自身を救済するには、親友に向けた優しさとサポートを、同じように自分に向ける必要がある。
セルフ・コンパッションの3要素
①マインドフルネス
②共通の人間性
③自分への優しさ
ストレスを感じているとき、感情的に動揺しているとき、セルフ・コンパッションを毎日の生活で練習すれば、できるようになる。
①マインドフルネス
今、この瞬間に何が起きているかを認識する。
自分自身に優しくなるには、自分が足掻いている時に、その足掻きを認める必要がある。
(例)「苦しい」「痛い」「ひどしい」「悲しい」
②共通の人間性
一人でないことを認識する。
他の人も同じように、何か大変なことが起こるもので、人生の試練に遭うのは自分だけではないと思う。
(例)「他の人だってこう感じる」「自分だけでない」「誰でも人生の中で苦しむ」
③自分への優しさ
自分自身への親切で温かい思いやり。
胸に手を当ててどう思っているか感じとる、前向きな態度で自分自身と会話してみる、大好きな紅茶を飲むなど、自分をいたわる行動をとる。
(例)「自分に優しくしても良いだろうか」「自分自身をあるがままに受け入れても良いだろうか」「自分を許しても良いだろうか」
まとめ
セルフ・コンパッションは、自責や自己批判の代わりに、上手なコーチのように、自分自身を励まし、親切さでサポートしてくれる。
困っている人を自然に助けるように、優しさと温かさと敬意をもって自分自身に接しよう。