【パニック症】キックボクシング・武尊選手の勇気
こんばんは、オカサキです!
高知旅行記の途中ですが、
昨日心が動かされるTVを観たので
思わず投稿してしまいました。
キックボクシングの武尊選手が
パニック症だった、という話です。
厳密には、今も薬を飲んだり
パニック症の症状も現れる
と言われていました。
今、ちょうどパートナーが
キックボクシングにハマっていて、
「那須川天心選手と武尊選手の試合が
とても熱かったんだ」
という話を1~2ヶ月ほど前に聞きました。
私はその時、
武尊選手のことを
あまり知らなかったのですが、
顔面を攻撃されても倒れず
最後まで泥臭く食らいついていく
タイプの方で、
「武尊選手のプレイスタイルは、
好きだなぁ」
となんとなく思っているくらいでした。
昨日、たまたま
TVのチャンネルを回していると、
武尊選手のパニック症について
番組が始まったんです。
パニック症を経験したことのない
自分にとって知る必要のある番組だと思って
観ていたのですが、
誰にも言えなかった苦しみを抱えて
自身のしんどさと闘いながらも、
キックボクシングを牽引してきた
武尊選手を観て、
涙が止まりませんでした。
会見するの怖かっただろうな。
押し潰される不安の中で試合するのは、
どれほどの勇気を振り絞っただろうか。
だけど、武尊選手の気持ちは、
武尊選手にしか分からないと思います。
パニック症を発症した方の気持ちは、
パニック症の方しか分からないと思います。
私が16歳で自律神経失調症になった時は
まだPCやSNSが普及しておらず、
共感をしてもらえる人がいなかった。
どうにか立ち直りたくて、
行ったカウンセリングも
共感ではなくアドバイスをされてしまい、
苦しかった。
だからこそ、
武尊選手がうつ病でパニック症なんだ
と公表してくれたことで、
救われた方はきっといるだろうなと。
同じように苦しんでいる人がいる。
ただ、それだけで
救われることもあるのではないだろうか。
少なくとも、
16歳の私が苦しんでいた時に
「彼のような方がいてくれたら、
どれだけ心強かっただろうか」
とちょっぴり切ない気持ちになりました。
那須川天心選手と武尊選手の試合後の
抱擁の際、
武尊選手は、泣きながら
「まだ若いのにな」
「つらかったよな」
と那須川天心選手に
声掛けをされていました。
那須川天心選手も、
「俺もうキックボクシング辞めよう
と思っていたけど、
武尊さんがいたからこんな戦えました」
と泣きながら言われていました。
いつも闘争心むき出しで試合をされている
キックボクサーの涙の背景には、
どれぐらいの苦しみを
背負われているのでしょうか。
苦しみやしんどさから
逃げてきた人が、
こんな相手を思いやったことを
言えるわけがありません。
泣きながら抱擁を交わし、称え合う姿は、
お互いに敬意を持って臨まれていた
最初から最後まで気持ちの良い試合でした。
『攻撃されても倒れず、
最後まで泥臭く食らいついていく』
彼のプレイスタイルを通して、
かっこよさという鎧で着飾らず、
ありのままの彼自身を出していく勇気
を教えてもらえた気がします。
その人の正面からの一面だけでなく、
言葉の背景という多方面からの視点と
時間がかかってでも、
丁寧に向き合っていきたいと
改めて感じさせてもらった番組でした。
\経験は財産/
今日も記事を読んでくださり、
ありがとうございます(・v・)/
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