ふたたび変化する私たちの自然観
みなさん、こんにちは。坂ノ途中・研究員の小松光です。
前回は、私たちの自然観の変化についてお話ししました(10月の記事)。私たちは、明治時代以降、ほかの生き物に対する敬意を失ってきました。この自然観の変化は、農業の変化と対応するものでした。日本の農業は、明治時代以降、化学肥料や化学農薬を多く使い、自然と共生するというより、自然をコントロールする方向に進みました(8月と9月の記事)。
ですが、前回の記事の最後のところで、再び私たちの自然観が変わりつつあることもお話ししました