僕の居場所は

少し違和感があったんだ
何がと聞かれれば、それはわからないけれど
胸の奥、ぼんやりとした声が響くように
「ここは違う」と叫んでいた

僕にはその理由がわからなくて
また同じ場所に足を運んでみた
一度目より居心地がいいような気がして
少しだけ長くそこにいたんだ

だけど、なんだろう――
耳の奥で鳴るノイズ、ザザザと
言葉が霧の中で消えていくみたいに
その場所の人の顔も、声も
ぼやけて、聞こえなくて、見えなくて

友達に話してみた
「ノイズが邪魔してくるんだ」
友達は、柔らかい笑顔で言ったんだ
「それはね、君にとって大切な場所じゃないってことだよ」

思いも寄らなかったその答えに
何かが胸の中で静かに解けていった
ああ、あの違和感はただの違和感じゃなくて
僕自身が「ここじゃない」と訴えていたんだ

今、僕の心が囁く
遠くに、まだ見ぬ風が吹いている場所がある
僕の居場所はきっと――
ノイズも、霞もない、透き通った場所

そこにはきっと
僕が素直になれる声が響き
心が自由に跳ね回る広い空間がある

僕はまた歩き出す
僕の直感が示す道へ
僕の居場所を見つけるために。

あとがき
この場所はひどい頭痛がする
いい人たちばかりで、みんな私にとっても優しい
居心地も悪くなくて、素敵だなって思ったけど
ひどい頭痛がする

蓋を開ければ、マルチ商法だったｗｗｗｗｗ
ってことない？😌