遠くから届く波

ただ一歩を踏み出せばいい
それはわかっている
でもその一歩がどれほど重いか
君には伝わるだろうか

やらなくてはいけない事には 体が自然と動き出す
けれど、目印がない日は どこに向かっていいのかわからない

楽しいことがあれば 心はそちらへと向かう
けれど、それが義務になると 足取りが重くなる

今日も海辺で風を感じた
自由に揺れる波が羨ましくて
波のように動きたいと願うけれど
心の中には静けさだけがあった

それでも、何かが待っていると信じたい
どんなに小さくてもいい
次の一歩が やがて大きな波を作るのだと

だから、今日も一歩踏み出そう
小さな行動が、心に光を灯すと信じて
たとえ、それがすぐには見えなくても
波は遠くからやってくるのだから

あとがき
決意は揺らぎ、目的を忘れ
億劫だと口に出しては先送りにして
夢を持てたのに、その一歩を踏み出すのに
時間がかかる
だって、でも、と言い訳を並べて。
小さくてもいいから前に進もう
そう決めたじゃないか！

たまに立ち止まっては、なんでこんなことしてんだろって
悲しくなって手も足も止まってしまうから
それでも、ルーティーン！やるのみ！
この行動がいつかの夢に必ずぶっささると信じて！