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ベトナムのスナック。

■GRDP/Q2は6%超で鈍化。
・最近のニュース、「ホーチミン市統計局より、GRDP/地域総生産成長率の第一四半期(Q1)は6.54%>Q2は6%超で鈍化と予測」。
・Q2成長鈍化の要因として、「2024年前半の同市経済は好調を維持しているが、明確な回復の兆しは見られず一部の分野では減少傾向が続いている」事が挙げられる。
・もう少し詳細を見ていくと、同市では「消費と輸出入が減速」、「公共投資の実行も目標に達していない」、「海外直接投資(FDI)資本は3.3%減少」、「全国の産業30業種中11業種で生産指数が減少」、「製造業労働者数も5.7%減少」と示される。

■国内消費を引続き主要な原動力。
・一方、「国外市場は拡大で輸出は活発化」しているものの、「注文期間は短く価格も上昇していない、原材料費は上昇」で多くの業種で利益率が縮小。
・更に「小売業とサービス業の売上高は10.2%増も増加ペースは鈍化しており、飲食業の減少が全体の成長を抑制している」、「旅行業の収益は65.1%、宿泊業の収益は49.9%増加しているが、飲食業は3.8%の増加に留まった」。
・専門家曰く「今後の経済発展のためには国内消費を引続き主要な原動力とし、消費促進プログラムを通じて伝統的な市場システムの整備・支援を行うべき」、また「6月以降は残りの公共投資資金の早急な実行が求められる。重点プロジェクトの実施に集中し、早期に施設を使用可能とすることで、行政改革をさらに推進する必要がある」と見解を示す。

■人生に潤いを。
・余談、周りのベトナム人曰く「皆、国内旅行も行くし、有名レストランは何時も混んでるし、普通にお金を使っている」と話す。一方、会社にお弁当を持参し、無駄な買物はせず支出を抑え工夫した生活を心掛けるベトナム人も多く見かける。
・私も当然旅行などに行く事もあるが、どちらかと言えば後者に分類され、日々の暮らしの中で自炊を心掛け、コンビニを利用する事も、飲屋が軒を連ねるネオン街へ消えていく事もない。それでも私は歌ったり、飲んだり、仲間と他愛ない会話や時間を共有する事は嫌いじゃない。むしろそういう時間は人生に潤いを与えてくれる。
・日本からの出張者アテンドや旧友がベトナムにいる私に会いに来てくれる時には、彼らの希望をヒアリングしながらローカルのスナックへお連れする事もある。そこのスナックは生バンドもあるが全く着飾る雰囲気がなく、ベトナム語での店名通り『Song Que(田舎で暮らす)』落着いて歌って飲めて会計はひとり千円程だ。それにしても店名を一工夫しても良かったのではないか、と最初はそう思ったが、ここはベトナム、そうこれで良いのだ。

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