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私の3rd Place.

■ピックルボール需要はベトナムでも急成長。
・最近のニュース、「世界のピックルボール(テニス、バドミントン、卓球を融合させたようなスポーツ)製品市場は2032年迄に21.2兆円成長が予測され、ベトナム市場も急成長、2023年第二四半期製品売上1.3億円(第一四半期比で150%増加」。
・ピックルボールは世界的にも急速に普及しており「米国では最も成長が著しいスポーツで『アメリカスポーツフィットネス協会(SFIA)』は2023年には890万人のプレーヤーが存在し今後も拡大が続く見込み」と示す。また「2023年8月『YouNet』調査は、ピックルボールに関するソーシャルメディアでの言及回数が4月比で19倍に増加、16万6300回に達した」そうだ。

■幅広い年齢層が楽しめる。
・同スポーツの製品販売は主にラケットやウェアが人気でShopee等オンラインストアでは「3ヶ月で865万円以上の売上が報告された」。ハノイ市やホーチミン市ではピックルボールの競技場が急増しており「ハノイ市では2024年1月からの7ヶ月間で200以上のコートが新設された」というデータもある。
・ピックルボールの魅力は「初心者から上級者まで幅広い層が楽しめる点にあり参加費用やラケット価格も比較的手頃」であり、「ベトナム人歌手のフォン・リーやジジ・フオン・ザンといった著名人が、FacebookやTikTokなどでプレー体験を共有することで、その関心が急速に高まっている」という。

■家庭、会社、それ以外の場所。
・余談、ベトナム主要都市を眺めていると、公園、空き地、路上等でベトナム人たちはスペースを上手く利用して、テニスや卓球に雰囲気が似ているスポーツ・バトミントンやダーカウを楽しむ人々を見かける。ピックルボールを楽しむ人々を観た事はまだないのだがベトナムで急成長中のスポーツであるという事は、近いうち目にする機会を得られるだろう。
・スポーツを通した人々との繋がり、大陽を浴びて汗をかき、また次回も楽しもう。家庭(1st Place)や会社(2nd Place)以外でそのような事を感じられる場所(3rd Place)がある、という事は大変に幸せであり、日々の暮らしの中で人々の生きる糧となるはずだ。
・私にとってベトナムでの3rd Placeはスポーツ、旅行、散歩、食事会、note、読書、音楽鑑賞、カフェ、料理、定食屋、近所仲間との雑談、そして時々スナックだったりする。基本は自分自身が心地良い、気持ち良い等と感じられる事や場所かどうかが重要であり、沢山なくても良い、いくつか自分の3rd Placeがあれば人生はより豊かになるだろう。
・どうしても自身のバイアスを通してでしか物事を見る事は避けられない、しかし出来る限りニュートラルに少年の頃のような感覚で世界を眺める事が出来たら「きっとここが私の3rd Place」と思える場所は意外と身近にあるような気がしている。


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