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ベトナムの珈琲文化。

■ホーチミンのスタバ高級志向店。
・最近のニュース、「市場変動等でホーチミンのスタバ高級志向店『Starbucks Reserve』が閉店、7年間に幕を閉じる」。
・当店舗は「2017年にオープンして以来、通常のスターバックス店舗と異なり限定された高級コーヒー豆を使用し、熟練の珈琲マスターが淹れる特別な珈琲を提供する」ことで愛好家や観光客等に知られていた。
・スターバックスは「今回の閉店後も新たなロケーションで再開する計画を示しているが詳細は未定である」そうだ。

■ローカライゼーションに注力する。
・スターバックスは「2013年にベトナム市場に参入、2024年5月時点で全国に108店舗を展開している」、また「2023年、スターバックス・ベトナムは初のベトナム人総支配人としてホー・マイ・ホー氏を任命」し、同氏就任後「スターバックスは地元市場向けの戦略を強化、ベトナムの伝統的な珈琲スタイルを取り入れた新商品を次々と発表」しローカライゼーションに注力する。
・ちなみにベトナム国内の主要珈琲チェーンは『ハイランズコーヒー』、『チュングエンEコーヒー』、『ザ・コーヒーハウス』、『フックロン』、『カティナット』等5ブランドであり、これらが市場の約42.5%を占める。

■ベトナム50万軒以上の珈琲店。
・余談、「国内には50万軒以上の珈琲店が存在する」等というデータもあり、ベトナムを歩いていると店舗や道端等ありとあらゆる場所にカフェ、道端や空きスペースに小さい椅子を置いて即席喫茶、青空珈琲店があり、珈琲文化が人々の生活に深く根付いている事に気づかされる。
・参考として『全日本コーヒー協会』2023年9月時点のデータを読むと、日本の喫茶店数は58,669軒となっており、日本の数の8.5倍近い珈琲屋がベトナム全土に広がる。
・上述5つのブランドを利用した事もあるが、私は普段60〜150円程で珈琲を楽しめる雰囲気の良いローカル店で一息つくことが多い。週末、太陽に照らされたスポーツ後、シャワーを浴び、昼食を終え、ローカル喫茶で読書等を楽しむと心が落着き、気持ちが整い私の大切なベトナム生活のワンシーンとなっていく。

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