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真面目な話

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私がごくたまに書く真面目な話をまとめたものです
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記事一覧

逆転した世界より、愛を込めて

逆転した世界より、愛を込めて

私は今、これまでの人生で散々言われてきたことの意味を知る、伏線回収の時期に突入している。

「今勉強しておかないと後で苦労するよ」
「床に物を置いてると一生片付かないよ」
「日焼け止めちゃんと塗って」
「30過ぎたらマジで痩せにくくなるよ」

どれもこれも、ちゃんと聞いておけばよかったと後悔することばかり。
それらを無視してきたらどうなるのか、私は今この身を持って全ての報いを受けている。

学ぶべ

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「反応がほしい」という欲望

「反応がほしい」という欲望

漫画「ちはやふる」が大好きで、作者の末次由紀先生のTwitterもフォローしている。

今日、先生のツイートに貼られていたリンクがこちら。

「コミチ」というサイトでコラムの連載が始まったらしい。
漫画家さんの書くコラムってどんなかしら、と思って読んでみたら、文章の巧いこと!

この記事を読んで、私は首がもげるほどうなずいた。

「反応がほしい」という欲望。思い当たる節がいくつもある。
そうでなき

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息子と吃音

息子と吃音

息子がたどたどしくも二語文を話し始めたのは、二歳一ヶ月の頃。単語自体なかなか話し始めが遅くて、一歳十一ヶ月頃になってようやく「ごはん」「パン」「麺」といった食欲ワードを中心に語彙を増やしていた。

そんな息子が、「トンビ、いる」「ばば、自転車乗った」「パパどこ行った?」「お茶もうちょっとください」と喋る様子が可愛くて嬉しくて、私は毎日のように手帳に息子語録をメモしていたものだ。

ところがである。

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私は育児が怖かった

私は育児が怖かった

ニュースの中では、子供を虐待して命を奪った親の裁判が行われている。

児童相談所には、きっと毎日のように相談の電話が入っている。

家にも学校にも居場所がなくて、自ら命を絶つ子供もいる。

ニュースになるような事件は、自分には縁遠い話だと思っていた。息子をこの身に宿すまでは。

母親にはなれないと泣いた夜情けない話だが、私は自分の性格が母親向きでは無いことを自覚している。短気で完璧主義で効率の悪い

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虎に翼を、弱者に盾を

虎に翼を、弱者に盾を

今月から始まったNHK朝ドラ「虎に翼」が面白い。

主人公の寅子(ともこ)は、「結婚して家庭に入ることが女の幸せ」と主張する母の反対を押し切り、法律が学べる大学の女子部に進学する。

自分の腑に落ちないことや、看過できない言動に「はて?」と声を上げ、しっかりと自分の考えを相手に伝える。それが大学教授相手であろうと、共に法学を学ぶ仲間であろうと、寅子はぶれない。
抑圧されがちな女性達の先陣を切るよう

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民 信無くんば 立たず

民 信無くんば 立たず

孔子の『論語』に、こんな教えがある。

「子貢 政を問ふ。子曰く、食を足し、兵を足し、民之を信にすと。子貢曰く、必ず已むことを得ずして去らば、斯の三者に於て何をか先にせんと。曰く、兵を去らんと。子貢曰く、必ず已むことを得ずして去らば、斯の二者に於て何をか先にせんと。曰く、食を去らん。古より皆死有り。民 信無くんば立たずと」(顔淵篇12-7)

ゆる現代語訳すると、以下のようになる。

子貢(孔子の

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「課題の分離」出来てますか?

「課題の分離」出来てますか?

「子供の熱で早退した子持ち様のせいで仕事が増えてしんどい」という話や、「マタニティマークを見せて席譲るようにアピールしてくる妊婦様にイラつく」といった話をSNSで見かけるたびに思う。
コントロール出来ない他人の問題に対してイライラしてる人が多いんじゃないかなって。

世の中には、「自分次第でどうにかなること」と「自分ではどうにもできないこと」がある。

「同僚の子供が熱を出す」「同僚が急遽休む」の

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罪と罰の哲学

罪と罰の哲学

この記事を書こうと思ったきっかけは、6年前に知人の主催する哲学カフェに顔を出した時のことを思い出したからだ。

その日のテーマは『罪悪感』で、集まったのは私も入れて5人程度。簡単な自己紹介の後に、それぞれが自分の経験から罪悪感についてフリートークをするという流れだった。

その会の基本は、「話を聞く」ということ。誰かが話している途中に批判を始めたり、自分の話に持っていくことはNGだった。初対面の人

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一億総評論家時代をどう生きるか

一億総評論家時代をどう生きるか

昨日の記事で「彼方のアストラ」酷評レビュー事件について軽く触れたが、実はその星1レビューをきっかけにネット上ではなかなかの議論に発展し、最終的に作者自身がTwitterで言及するまでの騒ぎになっていた。

事の発端を知りたい人は、このまとめ記事を読むのが手っ取り早いだろう。

一つのツイートを皮切りに、あらゆる意見が飛び交った。SFというざっくりとしたジャンルに対し、それぞれの人がそれぞれの考えを

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時間という概念に振り回される私達は

時間という概念に振り回される私達は

365日連続投稿を目標に始めたnoteだが、昨日うっかり寝落ちしてあっけなく連続が途切れてしまった。昨日の分、今日2つ記事を投稿すればチャラになるのでは?という浅はかな考えで、今これを書いている。

あーあやっちゃったなぁ。iPad買う口実にしたかったのになぁ。とぼやく頭の片隅で、私は別のことを考えていた。

そもそも、なぜ一年は365日なのか?一日を24時間で区切ったのは誰なのか? なぜ時間とい

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