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うちの子はASD?初めての発達支援センターへ
前回までの記事はこちら。
子供のことをきちんと理解しよう
発達相談支援センターへ行く前日、保育園から活動記録の用紙を受け取りました。
・集まりや整列の際に一人で大声で笑い話していて耳を傾けない
・身支度や排泄に時間がかかる
・一人遊びが多い
・言葉のやり取りが難しい
・片付けの声がけをすると泣き出すことが多い
などが書かれてありました。
一方で、
・ひらがなと数字は得意で他児よりも理解している
・最近は相手の話を聞こうとする姿が出てきて会話の輪に入れるようになってきた
等も書かれてありました。
普段なら「うちの子はこんな性格だよね」と見過ごす部分ですが、
口頭で伝えられる曖昧な表現さとは違い、テキストの文章ではっきり提示されたのを見たときは正直ショックが大きかったです。
ただ最初の頃とは違い、その頃はASD、自閉症スペクトラムについて早めの診断と療育が良いということをある程度理解してきていたので、
きちんと発達センターで診てもらい
「この子のことをきちんと理解しよう」
「これからどう工夫していくべきか考えよう」と少しずつ私の心も変化をしてきていました。
また、普段の生活でも ” これはASDとしてのこだわりや癇癪なのか? "
と理解が難しく専門家に相談したいという気持ちもありました。
発達相談支援センターへ
ついに発達相談支援センターの予約日を迎え、私は複雑な感情とどんなことを言われるのか不安と緊張した気持ちでいっぱいでした。
保育園からの記録用紙を持ち次男と受付で待っていると、
「担当の◯◯と〇〇です」「今日はよろしくお願いしますね」
と優しい声で二人の女性が声をかけてくれました。
初めての場所は不安で無表情になる次男は緊張した様子で目も合わさず声も発していませんでした。
早速相談室に行くと、窓が多く開放的で明るく広い部屋に案内されました。中央に大きな遊具とおもちゃが沢山あり、その周りに数台のテーブルと椅子が配置されてあります。
周りの各テーブルには他の親御さんが居て、中央の遊具で子供達が自由に遊び色々な話し声でザワザワしていて食堂のような雰囲気でした。
もっと暗い個室のイメージを想像していましたが、遊び場の遊具を見つけた次男も少し緊張がほぐれた様子で嬉しそうで安心しました。
相談と行動観察
案内されたテーブルで私と一人の相談員の方、次男はもう一人の方とやり取りや遊びを通しての行動観察が行われました。
私は保育園からの記録用紙を見せ普段の様子について相談しました。
母子手帳も持って来るよう伝えられていたので、それを見せながら赤ちゃんからの様子も丁寧にヒヤリングしてくれました。
その後、次男の行動観察も終わりもう一人の担当の方と私の相談内容の情報共有を行いました。
結論、机上の学習面や質問に対する答えなどとりわけ問題はないとのこと。ただ、質問に対して言葉で返答をすることが難しいのかなという印象とのことでした。
診断については発達障害を専門に診る病院での判断になるため、はっきりとした診断名を伝えられないとのことでした。
「一年後の4歳になられたときにまた成長記録をみますね」と言われ、
「え!?い、一年後!?」と少し動揺しました。
保育園で加配をつけるかの選択もあったため、
「加配の先生に関わり方を説明したいので、専門病院に行った方が良いですか?」と質問をすると、月二回専門医が発達センターにも来るとのこと。
「まずはこちらで専門医に相談してみますか?」と言われ、
私はこのまま時間が空くのは不安だったので専門医への相談予約をお願いしました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は児童精神科医に診てもらった話と私の気持ちの変化について記します。
また読んでもらえたら嬉しいです。