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エッセイ

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ただのエッセイです。好きなことを好きなように。思ったことを思ったように残しています。
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約3年ぶりの清水翔太LIVEツアーを終えて

約3年ぶりの清水翔太LIVEツアーを終えて

2022年2月27日。清水翔太のLIVEツアーに行ってきた。2021年にリリースされた9作目のアルバム「HOPE」を引っ提げての全国ツアーファイナル。会場は、清水翔太の地元大阪「Zepp Namba」だ。そしてこの日は、彼の33歳の誕生日当日だった。

このご時世にLIVEを開催してくれたこと、そしてみんなで集まって一つの時間を共有できたこと、誕生日をお祝いできたこと、とても嬉しく思う。そして僕の

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二十世紀を生きる

二十世紀を生きる

※小学校5年生の文集より原文ママ

ぼくは今、二十世紀を生きている。ぼくは楽しく気楽に生きていきたいと思う。二十一世紀にはアイボや色々なロボットが開発されている。二十二世紀が楽しみだ。空飛ぶ車やペットロボットが作られたりするからだ。二十一世紀を生きている間に自然がいっぱいある所に住んでみたい。だって二十二世紀になるとハイテクぎじゅつが生みだした、機械とかが作られて自然がとりこわされそうだからだ。そ

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ふやけた過去と、腑抜けた今と、ぼやけた未来。

ふやけた過去と、腑抜けた今と、ぼやけた未来。

ここ最近、何事も無気力になっている。相変わらず「自分が何をしたいのか」とか「何のために生きているのか」とかそういうことばかり考えていて、挙げ句の果てには仕事に対してもネガティヴモード。その結果、クライアントにも迷惑をかけることになってしまった。本当に自分は何がしたいんだろう。自分には合っていないんじゃないかとまで考える始末。誰のために何のために頑張ってるんやろ。いや頑張ってすらないのか。知らんけど

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29歳、団地で一人暮らしをするという選択

29歳、団地で一人暮らしをするという選択

2019年11月、ぼくは28年間暮らした大阪北摂にある実家を出た。一人暮らしをした経験がないということに加えて、28歳にもなってずっと実家暮らしという事実に、若干のコンプレックスを抱くようになっていた。20歳の頃から2019年12月まで大阪モノレール線と大阪北急行線(御堂筋線)を乗り継いで、片道およそ1時間の道のりを通勤していた。

電車に乗ること自体は、それほど苦に感じたことはない。むしろ電車に

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感謝の代わりに言葉を

感謝の代わりに言葉を

人の関心は、基本的に自分自身に向いているのではないかと思う。だから芸能人など人の関心を集められる人は、本当にすごいのだろう。その人の生き方や価値観がたとえ自分と違っても、すんなり受け入れられちゃうのは、何よりもすごく、そして怖い。

ぼくは、どれだけ好きな人の言葉でも、それが正しいかどうかの判断は、自分自身でしたいと思っている。「誰々が言うから間違いない」というのは、思考を放棄してしまっているよう

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言葉にならない瞬間にちゃんと言葉を充てられる人になりたい。

言葉にならない瞬間にちゃんと言葉を充てられる人になりたい。

感情のボーダーラインがあるとすれば、その線をやや下回ったところを停滞気味に泳いでいるのがぼくだ。喜びとか楽しみとかそういうポジティブな感情を表現するのが苦手。あと感動系の映画とかドラマを観ていても、涙することはほとんどない。そして怒りを人にぶつけることも苦手だ。この時点で喜怒哀楽のうち、喜と怒と哀と楽は欠如している。全部だ。感情欠落人間。

そう思っていたけれど、ちゃんと嬉しいとか楽しいと感じるこ

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ワイプで抜かれたときにちゃんとリアクションできる人になりたい。

ワイプで抜かれたときにちゃんとリアクションできる人になりたい。

夜、ボーッとバラエティ番組を観ていた。芸能人がワイプで抜かれて「すーごっ!!」と言っていた。きっと自分自身がワイプで抜かれていることに気づいて、「ちゃんとリアクションしなきゃ」と思ったのだろう。あれは、間違いなくそれ用のリアクションだった気がする。

もしぼくが芸能人でテレビ番組の収録をしていて、ワイプで抜かれたとき、同じようにちゃんとリアクションできるだろうか。内心では、「わざとらしいリアクショ

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