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宍戸亮太 - 株式会社RED代表取締役
2020年7月7日 06:32
2010年1月11日、「世界の終わり」の「幻の命」がTOKYO FMの「SCHOOL OF LOCK!」でオンエアされることが決まった。「SCHOOL OF LOCK!」は、TOKYO FMのモンスター番組だ。まだインディーズデビューすらしていないバンド。ライブのお客さんも10人に届くことはほとんどない存在。わかりやすい言葉で言うと、世の中からするとただの「売れてないバンド」。そんな
2020年7月6日 07:10
まず惹かれたのは、そのグループ名だった。バンド名やグループ名は、その存在の最初のキャッチコピーであり、センスが現れる部分だと僕は思っている。今では文章みたいなグループ名がたくさん増えたけれど、これは贔屓目ではなく、彼らの登場がその影響を及ぼしたと思っている。(あと、ライブの写真OKも彼らの取り組みはだいぶ早く、セカオワが先陣を切って変えていった部分だと記憶している。)「世界の終わり」
2020年7月5日 06:28
「人と音楽を繋ぐこと」業界未経験の新人として、僕がプレゼン出来ることは、なぜこの仕事をしたいのか、その熱意を伝えることしかなかった。面接の日、一世一代の思いを胸にラストラムの事務所へ向かった。通された会議室で緊張していた所に、社長の村田さんが現れた。「どうも〜」とニコニコしながら入ってきて、いきなり両足を机の上に乗せた。しかも、手には謎の瓶を持っている。絶対に濃い目のアルコール
2020年7月4日 06:31
旅行会社の面接で問われた質問。その問いに、僕は全く答えることが出来なかった。答えることが出来なかったけれど、頑張って身に付けた英語力が評価されたおかげか、採用となった。採用となり研修期間、いろいろなことを先輩方から教わりながらも、面接でのその問いが頭を離れることはなかった。それは、「社会というフィールドで、人生をかけて、何を実現したいのか?」という質問だった。自分にとっての、
2020年7月3日 06:04
北京からモンゴルのウランバートル行きの列車がある。この旅の絶対行きたいスポットの一つだったモンゴル。その移動チケットを買い求めて駅へ来た。でも、相変わらず、言葉は通じない。英語も日本語もダメだけど、漢字ならいけるだろう!と、漢字でモンゴルと書こうとしたのだが、人間、余裕がないと頭も働かず、漢字でモンゴルをどう書いたら良いか、全然わからない。一旦、冷静になろうと思い、スーパーで緑茶を買
2020年7月2日 07:06
始まりのきっかけをくれた高橋歩さんとのミラクルな出会いの夜を経て、ついに海外へ。沖縄の友達新里くんが愛車ビーノを預かってくれて、僕はバックパックひとつで行動することが出来た。この旅、初のフライトで沖縄から山口県に向い、下関へ。下関から船で、人生初海外中国の青島へと向かった。船に乗って、寝て、起きたら、そこはもう生まれ育った日本ではなかった。少し前まで北海道からほとんど出たことがなか
2020年7月1日 16:57
旅は、細かく書き始めるとこのnoteの趣旨を変わってきてしまうから割愛するが、結果47都道府県全部周り、途中で富士サファリパークを訪れてみたり(ここは興奮を共有する人がいた方が絶対に楽しいので、余り1人で行くべき場所じゃなかったと行ってみて思いました苦笑)、富士山を目指す途中に樹海を目指す自殺志願者と間違われて職質を受けたり、無事到着した富士山を登ってご来光を拝めたり(日本一の景色だと素直に思った
2020年7月1日 07:30
音楽好きにはこの上なく恵まれた環境であるタワーレコードを辞めた僕は、とりあえず、頭に浮かんだ沖縄に行こうと決めた。未だ見たことのない美しい沖縄の海を、まずは一度見てみたい。旅行で観光に行くのではなく、旅をしながら、沖縄の海を目指したい。ただ、それだけの単純な思いだった。当時の僕の移動の相棒はビーノという赤い原付だった。フットワーク軽く、あっちこっちに行けるビーノでの移動が大好きで毎日