便秘の種類と摂取すべき食物繊維の種類
女性に多い便秘の症状。
ダイエットにおいても、便秘は大敵です。
・お肉
・外食
・インスタント食品
・ファストフード
・冷凍食品
・小麦粉製品(パスタやパン)
上記のようなものを食べる機会の多い方は、便秘の症状がよく見受けられます。
理由は、これらの食事では、上手く食物繊維が取れないからです。
アフリカでは炭水化物を、加工されてない状態(玄米・麦など)で摂取することが多く、便秘症状を訴える方はほとんどいないと言われています。
昔の日本人もそうですね。
しかし、食物繊維の摂取量が少ない欧米人や現代の日本人は、便秘症状が多く見られるとされているのです。
ここまでで食物繊維の摂取が重要であることは伝わったかと思います。
では、その食物繊維について、もう少し掘り下げてみましょう。
食物繊維には『不溶性食物繊維』と『水溶性食物繊維』があります。
実は、便秘症状の種類によって、摂取すべき食物繊維を変化させる必要があるのです。
【不溶性食物繊維】
・便の量(回数)を増やしたい
・腸の動きを活性化させたい
【水溶性食物繊維】
・便を軟らかくしたい
・便秘と下痢を繰り返す
・腸は動いてるのに出ない
ざっくりではありますが、このようなイメージで良いかと思います。
多くの方が食物繊維のことを、野菜などに含まれる不溶性食物繊維で思い浮かべるかと思います。
しかし、水溶性食物繊維を摂取することが望ましい症状の方が、不溶性食物繊維ばかり摂取し続けると、腸管の運動(蠕動運動)が起こりにくくなり、かえって便秘を促進してしまう可能性が考えられるのです。
ですから、積極的な食物繊維の摂取の前に、自分の便秘症状がどのようなものかを把握しておきましょう。
排便は、体内の老廃物を排出する、極めて重要な身体活動です。
ボディメイクはもちろん、健康管理のためにも覚えておいてほしい内容です。
パーソナルトレーニングジム
くびれ美人マネージャー
大久保 亮介