【1日20分歩くだけで変わる】「1.5kmのウォーキング」の始め方<専門家が解説>
1日1.5km歩くことを専門家が推奨されています。本当にたったそれだけでいいのでしょうか?
「歩けば歩くほど、がん、関節炎、心疾患などの発症リスクが低くなります」と専門家は言われています。とはいえ、1万歩は多すぎて、8000歩でいいとか、4000歩でいいとか、数字は専門家によってバラバラです。
いずれにしても何歩歩いたら健康になるという保証はまったくありません。いくら以上歩いたら、逆に悪くなるという立証もされていません。結局は一人一人、体が違うので、あくまでも「参考程度」に留めておく必要があります。実際歩いてみて、自分に合う歩数を自分で見つけ出すことが必要だと思います。
そもそも、ウォーキングって、なに?
「ウォーキングが体に良い」というのはすべての専門家、いや専門家でなくても言われていることで、これは確かなことでしょう。そもそも、ウォーキングとは、どんなことか説明できますか?
ウォーキングの定義とは?
おおむね、健康のために長時間歩くこととされているのが、ウォーキングの定義のようです。そこには、歩数や時間が決められているものではなく、速度も定義されていません。
散歩・歩く・ウォーキングの違いもどうやら曖昧のようです。健康意識を持って歩けば、それはもうウォーキングと呼んでよいというのが、どうやら定義のようです。
ここで私は一つ、疑問を持ちました。
「ウォーキングといっても、犬の散歩くらいしかしてないんですよ」と言われる人って、結構います。もしかしたらこれって、逆なんじゃないでしょうか?
「犬の散歩」ではなく、「犬のウォーキングするために、人間は散歩している」と言うのが正しいのではないでしょうか?
犬は健康目的で歩くから「ウォーキングしています」。人は犬を連れて出ていますが、犬に付き合っているだけに過ぎません。犬の体の大きさから考えると、20分や30分歩くだけでも良い運動になることでしょう。
一方、人間から考えると、ワンちゃんの歩く速度は遅いし、よく止まるし、継続して長い運動になっているとは思えません。犬の散歩くらいでは、人はウォーキングに値するほどではないということです。
だから本来、逆なんですよ。
「犬の散歩」ではなく「犬はウォーキングしていて、人は散歩している」が正しい言い方のような気がします。略したら「犬と散歩」ですかね。