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他人への期待と比較〜プラスを生まない時間〜
どうしてもたまにやってしまいがちなことに、
『他人に期待すること』
『他人と比較してしまうこと』
この2つは結構ありがちだと思います。
他人に期待するということは、相手の力量を
見込んで自らが勝手に抱く考えです。
「こうしてほしいな」
「こうだったらいいな」
このように考えていても、その通りにならない
ことがほとんどだと思います。
しかし、勝手に期待した結果その通りにならず、
裏切られたとストレスを感じるのは自分です。
相手には期待をしているとプレッシャーや負担
を与え、自分は期待していることを相手に求め、
思い通りにいかなかったときにはストレスを。
他人に期待することは、両者ともメリットが
ないと思います。
周りの人を信じず、自分だけの世界で生きろ
というわけではありませんが、思い通りに
ならないことがほとんどであることに期待を
するのは時間の無駄ですし、ストレスを溜める
原因になりかねません。
自分が期待してもどうにもコントロールできない
ものに期待するということをやめれば、もっと楽
に生きられるということです。
また、この「期待」は恩着せがましさも生む
原因にもなります。
「期待していたのに」→「自分は〜したのに」
見返りを求めてしまう思考は、その人の価値を
下げる行為に繋がります。
他人に過度な期待をするのではなく、
逆に感謝を伝えられるくらいの心の余裕を
持ちたいものですね。
次に、他人と比較するということです。
「○○さんはできるのに自分はできない」
今の自分と他人を比べ、勝手に自分の中で優劣
をつける行為。
相手より劣っていれば、自らを悲観的に考え
どんどんマイナス思考に陥ります。
逆に、相手より勝る場合は、他人を下に見て
優越感に浸り、その後の成長はありません。
他人と比べることも何のメリットありません。
たしかに、たまに他人と比較をし、自らの能力
や置かれている状況を俯瞰的に見て分析する
ということはできるかもしれません。
しかし、自分は自分という考えが一番です。
他人と比べてどうだという判断基準ではなく、
「今の自分」はどうなのかと考える方が、
より良い結果を生むはずです。
本日の内容は私の好きな本である、
Testosteroneさんの「ストレスゼロの生き方」
を参考にさせていただいています。
この本は、私と同じような考え方で不安感を
抱きやすい経営者の方がおすすめしてくれて
購入しました。
心がスッと落ち着くような100の考え方が
記載されており、思考法がだいぶ穏やかになる
素敵な一冊です。
本日の内容である、他人との比較については
13項目目、他人への期待については17項目目
に記載されています。
その中の言葉から1つご紹介。
自分と他人を比べるな。上を見ても下を見ても不幸な結果しか待っていない。
比べるべき唯一の相手は過去の自分自身だ。
たとえば、昨日の自分、1ヶ月前の自分、半年前の自分、1年前の自分と競ってみたときに、過去の自分に負けない自信はあるだろうか?
他人に負けるのは仕方がないが、自分に負けるのは怠慢だ。
昨日までの自分を超えろ。
とてもいい言葉ですよね。
他人に期待はせず、比較もせず、ただひたすら
過去の自分と向き合いノンストップで成長して
いきたいと思います。
それでは。