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ししししししししし
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詩 direction

ビートを刻んで
また次の都市へ
太陽は照っていた
心は和んでいた
そこで待つ人がいたからか
完全な一人ではなかったからか
わからない
具現化するものを読み取れるのは
自分だけというのに
そのReader が他者にあるというのは
不器用な人の形というところ
そして誰かから見ると不憫なこの生態が
過去のおのれから見れば奇妙なこの現在が
また新たな人を見つけているのだから
あなたとの遠さがどのくらいなの

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詩 「夜が黒い」

黒ずんだ夜
零時超えてもガレージロックに溺れる耳
今日もまた死ねたらいいなと
続いていくのに恐ろしくなる時分
自分に届くような
あなたがあなたに向けた言葉に
わたしは生き延びられる
自分をごまかさないからこそ
生き延びられる
華やかな陽気さは
得意のSNSに幾らでもあるから
そちらに追いやって
生きるということのメチャクチャさに
未だに慣れない黒い夜空

詩 STILL

詩 STILL

この時点で
永遠はまだ先だった
どの地点でもあなたは何歳だった
つまり未だに生きてはいたが
止めてほしいと願う年はとうに超えていた
よなよな配信は流れていた
階段を一段飛ばしするように生きることはできないものだ
自分を捨てたくても捨てられないし
お調子者のときも凹んでしまったときも
絶えず自分に包まれて作り変えられていく
どうやら人生において何が正解かはわからないようだ
そしてこの人生は生まれたと

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