足るを知りながら、欲は持つ
「足るを知る」
という言葉を聞いたことはあるだろうか。
一般的には、
「自分の持っているものや現在の状況を十分であると感じ、欲張らずに満足すること」
と言われている。
広義的な意味ではそうかもしれないけど、ニュアンス的にちょっと違う風に感じている。
ここで少し話のベクトルを変えて。
では上記の文章の流れからいくと「欲を持つことはよくないこと」なのだろうか。皆さん、いろんな意見があると思う。
ちなみに私としての答えは、No。
これまでもそういった記事は何度か書いてきた。
欲を持つことは肯定派だ。
むしろ欲は必要で。欲があるから何かの行動の源につながってると思っている。欲がなくなったらどこを目指して進むんだろうか。
ただ、当然「足るを知る」の言いたいこともわかる。
じゃあそもそも「足るを知る」と「欲を持つ」というのは相反するものなのだろうか。私は相反するとは思わない。むしろ”バランス”だと思っている。
「足るを知る」のは単に欲張らないということではなく、今の状態に感謝する気持ちを忘れない、ということであって。今の十分でもすごく満たされているということを自覚することであって。
そこにはもちろん自分の力もあるがいろんな人の支えだったり応援だった李があるということも忘れてはいけない。
だけど当然ながら現状維持で満足してちゃそこまでだ。
欲があることがさらなる行動を駆り立ててくれる。つまりこれは別物というわけ。
試しにChatGPTにも聞いてみた。
ー「足るを知る」ということは「欲は持つな」ということですか?
こうやって教えてくれた。
いや、めちゃくちゃいい回答やん!!
ほんとその通りだなと。
「足る」と「欲」このバランスが保たれている状態が一番理想的なんだろ思う。そのためにも必要なことがあると思っていて。
それが、”欲の解像度を上げておく”こと。
それは何のためのどういった欲なのか。
その欲が実現することでどうなるのか。
その実現のために何をするのか。
こういった部分の解像度を上げておくことで、
それが「必要欲」なのか「不要欲」なのかが見えてくるんじゃないかなと。
こういった観点での、定期的な「自己点検」って大事だ。
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