他人からフィードバックで「自己認識力」を高めていく No.526
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2022年6月11日 「DAYONE日記」No.526
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
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おはようございます。
先日、以前会社の中で実施された360度評価の
フィードバックとそのフィードバックを
受けての研修がありました。
この目的は、正しく自分を理解することで
より自分を成長させていくということになります。
正しく自分を理解するための方法として…
①自分をより他人に開示する自己開示という方法
②自分は知らないけど、他人が知っているという
部分を教えてもらう・フィードバック受けるという
自己の再発見という方法
となります。
特に、今回は、「上記②」にポイントを
当てているのです。
自分は知らないけど、他人が知っているという面は
他人からフィードバックされなければ
絶対に気づくことができない側面なのです。
わかりやすくいえば
自分の癖がまさにそうです。
他人から見ればよく分かるけど
自分では全く気づかないのです。
だから、スポーツでも正しいフォームは
自分ではなく他人から言われて直したりします。
自分では無意識に知らず知らずやっていることが
他人からは、よく見える。
そして、その無意識やっている部分が
良い面もあれば、悪い面もあるということです。
自分が当たり前としてやっていることが
実は強みになっていたり、
自分が無意識にやっている事が
人を傷つけたり、人に嫌な思いをさせたり
というの弱い部分もあったりするのです。
でも、それを確認できるという機会があるだけで
本当にありがたいと感じています。
普通に生きているだけでは、自然に
そんな場面に出会うことはあまりないからです。
自分から他人に聞きにいける人はいいですが
そんなことができる人ばかりでもないので…。
ちなみに、この自分との向き合いや自分を知る
という事は、「自己認識力」と表現されます。
これが高ければ高いほど、自分の能力を正しく
把握し、自分への客観性が高いのです。
つまり、それは、自分という存在を
理解できていると言えるからです。
ユニクロの社長である柳井さんは、
その自己認識力が凄く高いそうです。
つまり、自己評価と他人評価がほぼ一致している。
それは、「自分で考えている自分」と
「他人から見えている自分」が同一なのです。
つまり、柳生さんの場合、自分も見えず
他人も見えず以外は全て見えているという事です。
そうだとすれば、それは自分の力を正しく
理解され、それを最大限発揮するという行動に
なっていくのです。
今回、私自身も有難いことに、
多くの生の声をいただきました。
自分で過少評価している部分が、
実は強みであったり、むしろ、
自身が過大評価している部分が弱みであったりと
多くのことに気づかされました。
このフィードバックを受けて、
改善すべき点は改善を行いながら
自己の強みは「徹底的に伸ばしていきたい」という
気持ちになれたのです。
自分を客観的に知れる事で、
自分がどこを伸ばしていくのかが明確になり
その力の注ぎ方が分かるのではないでしょうか?
つまり、自分では強みだと思って伸ばそうと
思っていても、実は弱みだったとすれば
そんなに大きく改善されるわけでもなく
良くて普通の水準になるくらい…。
だから、自分の高める領域を間違えないためにも
他人からフィードバックを含め、自己認識力は
とても大事になるという事です。
実際、会社内でも「こんなことをしても意味がない」
と言うふうに言われた方もいましたが、
それをどう受け止め、どう活かすか、
自分次第なのです。
本当に、ダイレクトに人から
評価をしてもらう機会は本当に少ないです。
だからこそ、そういう場面を大切にしたいですし、
そういう意見を大切にしたいと私は思っています。
結局、他人を通して人が成長する部分が大きいと
思っています。
他人と関わりの中で、承認されたり
褒められたり、怒られたりと客観的な判断によって
それらが、自己成長の原動力になるのです。
自己認識力を高めていくのです。
本当に、人は自らを客観視できない生き物。
だからこそ、他人との対話、自己との対話を
していく必要があるのです。
他人からの尺度を受けている。
改めて、その大切さと有難さに気づく事が
出来たのです。