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県堺の健康センター「勿来関の湯」 海の見える露天風呂 サウナ水風呂後の寝椅子に 五…
膜を張ること。 言葉を知って外せなくなった世界との膜を。 外せないならむしろ自覚的に…
雨が降ると安心する 雨が降れば もう関わらなくていい 雨が降れば戦いを止める も…
孵化するように、羽化するように、世界の終りを脱いでゆく どん詰まりなのは、世界でもお前で…
年金を全部パチンコに使ってしまう83歳の母は、 家事一切をやっている88歳の父に、金をせびり…
それは世界にありふれたことなので 私は何も考えない 海が陽に光ろうが 水平線が嘘の…
一日の稼ぎを終え、夕陽を浴びる。 波は渚を裳裾のように動いている。 ゆらぎゆらいで空を映している。 山は静かに海に傾斜し湾を抱きかかえる。 陽が山の端を落ちる。 しだいに闇が濃くなる。 波の音も濃くなる。 微細なものたちよ。 私は無明だ。 この笛が、もっといい音を出せたら、 もっと奥深く全体につながれたら、 いま戦場で殺される人々に届くだろうか。 生きてきたことに何か意味があったと思えるだろうか。
超弦理論など数学で描かれた物理の世界に圧倒される。 原初宇宙の始めには数学があっ…
8時半就寝、3時過ぎ起床のルーチン。 身は疲れ、脳は誤作動し、やる気は起きない。 や…
水の思考。 秋の斜めに差す光も水。 光に照らされ透けるモミジ葉も水。 その全体を観…
下部構造が見える人と見えない人がいる。 下部構造に棲んでそこでしか息が出来ない人がい…
「全体」というと歴史上の、あるいは現在の様々な悪夢が想起されて、全体よりは個人、全体よ…
秋のひかりは斜めに入る。 葉が落ちて透けて、輝いている。 観察するものとされるもの。…
要素分解再構成される個物としてとらえるのではなく、液状のものとして、水として捉える。 波や渦として現れるのが個物。 実在とは現れたものの姿。 そう呼吸する。 水として呼吸する。 あるいは竹筒の中を渡る風として感じる。 音色として表れてくる。 様々な音楽がある。 自己へのテクノロジーとは、思考を流体として風として使うこと。 言葉を流体として離接すること。 武道のように立ち居ふるまうこと。