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天彩峰里は宝塚の斎藤知事となるか

兵庫県議会から全会一致の不信任決議を受け失職した、斎藤元彦前知事が出直し選で返り咲いた。 パワハラが告発され、事実無根と否定し、告発者は自殺と思われる亡くなり方。宝塚の転落死事件と酷似した点が多く「芹香斗亜がいれば手厚く優遇してもらえたのでは?」と思わずにはいられない。 とはいえ宙組公演『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle』の退団者が発表され、ヘアアイロン事件で叩かれた天彩峰里は残ることが分かっている。 そこにパワハラなどが叩かれた知事が再選。 疑惑

    • 安倍元首相銃撃は記憶にございません!?星組の暴走か宝塚の崩壊か

      総理大臣が街頭演説中に襲撃なんて、ほとんどファンタジーだった。 アメリカ大統領が銃撃されるのでさえ、教科書の話だった。 そんな時代に公開されたのが、映画「記憶にございません!」 である。 しかしこの数年で元とはいえ総理大臣も大統領も銃撃され、日本では命を失った。 それをギャグっぽく「フィクション」と言い張れば済むのか? あの1文で、生々しい事件を茶化すコメディが「表現の自由」を得るのか? 映画では子どもの頃に書いた作文で「みんなの前でボールが当たれば、性格を変えら

      • 宝塚の「中卒エリート」を取り巻く社会

        宙組生の転落死事件から1年について様々な記事が出た。そこから目を逸らしたかったのか、とまで考えたくはないが宝塚関連イベントも一周忌辺りに多い。 礼真琴の退団記者会見は「型通り」で済ませていた。違和感や矛盾もあるが、ツッコむのは野暮だろう。 現理事長の失態を擁護する『記憶にございません!』-トップ・シークレット-は、兵庫県の斎藤元彦前知事の背中まで押してしまった気もする。すっかり御満悦のようで、慣習とはいえ出すことへ疑問は生じた。 さらに宝塚GRAPHの件で謝罪文まで出し

        • 宙組は売れないと困るので星組の手厚さが欲しい

          礼真琴だって仲の良い瀬央ゆりあと有沙瞳に『龍の宮物語』やられたら、「自分もこんなのやりたい!」となる。 そんな『阿修羅城の瞳』が発表された。 原作物の潤色に強く、かつて『PR×PRince』の永久輝せあそのままな役を『GOD OF STARS -食聖-』で礼真琴にやらせた小柳奈穂子。 後輩の、それもデビュー作のような演目を叶える演出家は他にいないだろう。 とはいえ原作側は違う。実際に有沙瞳がやれば「焼き直し」過ぎて揉めたはずだ。 上手くピースがハマり、色々な面で良か

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          芹香斗亜も有沙瞳のように退団の自由がある、のが救われた

          芹香斗亜の退団が発表された。 就任時から3作と決めている流れではなかったし、宙組生に伝えたのは直前でトップ娘役春乃さくら以外には文章。なかなか無理がある説明であった。 もちろん他の退団会見含め、話すストーリーは設定である。真偽を追及するのが野暮なのは百も承知だが、それにしても説得力が弱い。 星組ではトップ娘役を設けない「礼真琴やもめ期」により、有沙瞳も伶美うららのように大劇場ヒロイン格が用意されていたと示された。 大劇場でトップ娘役級(宙組王家に捧ぐ歌、星組1789)

          芹香斗亜も有沙瞳のように退団の自由がある、のが救われた

          礼真琴が武道館で宝塚暗黒期に終止符を打つ!

          100周年の頃に戻って、全てをやり直そうとするような日本武道館公演が発表された。 大規模コンサートは想定していたものの、喪が明けた途端にとは驚きだ。 専科行きの望みを捨てたくないのが本音だが、さすがに何のコラボでもない“ANTHEM”-応援歌-。 柚希礼音の時から倍近くなった金額のチケットで平日までとなると、退団需要を当てにしているとしか思えない。  『BIG FISH』も最後の別箱芝居なら、権利が厳しくてもこれしかない!のは分かる。 トップ娘役を設けないことも発表

          礼真琴が武道館で宝塚暗黒期に終止符を打つ!

          雪組ベルばらの烙印に宝塚の責任を問う

          雪組公演『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-の紹介番組で、烙印を見せるジャンヌが放送された。 焼きごて、つまり熱した金属を押し当ててつける火傷だ。 ヘアアイロン事件を連想させるために、長年出さなかったジャンヌを復活させたのか。 火傷自体は原作通りだが、刑罰では罪人の額に行うのが基本らしい。 これでは「罰」として正統性を主張しているようだ。 合意書で故意ではなく気遣い・謝罪もあったとされているのだから、宙組上級生の擁護にもなっていない。ただ故人や遺族を揶揄しただけであ

          雪組ベルばらの烙印に宝塚の責任を問う

          公演減らしてショー増やす宝塚のズレで過重労働がループ

          星組東西公演の合間に礼真琴トーク&ライブ、雪組大千秋楽の翌日出発の韓国ツアーに朝美絢トークライブが入れ込まれた。 普通に考えてもハードスケジュールな上に、サヨナラショーもある公演だ。 礼真琴は事件前でさえ『1789 -バスティーユの恋人たち-』の中断中止が起こり、朝美絢に至ってはお披露目の準備を進めるタイミングである。 心配しない方がおかしい。 礼真琴のイベントが発表された時は、桜木みなととのコラボCD&Blu-rayのためと思えた。 色々な意味で正念場の同期のため

          公演減らしてショー増やす宝塚のズレで過重労働がループ

          星組RRRパワハラで記憶にございません!104期抜擢は宝塚の攻防

          一周忌を待たず再開した宙組公演への批判もあってか、理事長が報道各社の取材に応じた。星組生の訴えなどを無視しているのは相変わらずだが、この1年弱を考えればわりと無難に済んでいる。 週刊文春も『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』新人公演のパワハラ告発を最後に宝塚を叩いていない。 星組は『記憶にございません!』新人公演主演に104期の御剣海と綾音美蘭を抜擢した。 人選そのものに不自然さは無い。しかし長の期で初主演、それもコンビでとは驚きだ。 104期は

          星組RRRパワハラで記憶にございません!104期抜擢は宝塚の攻防

          宝塚星組RRRパワハラいじめ文春砲を「記憶にございません!」にしない

          パワハラ『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』の影響はよくて疑心暗鬼、最悪、大惨事の覚悟がいる。 『VIOLETOPIA』のパワハラ含め星組についてリークは既にあった。ただ生徒からではなさそうな内容だったのだ。しかし新人公演の告発で、警戒心が強く慎重なリーク者と知った。 観客は隠すのが上手いトップや、目立つスターが元気そうなら安心してしまう。組を構成する多くの生徒のことは、目に入っても見ていないのが現実だ。 RRRパワハラ記事が出た『夜明けの光芒』の

          宝塚星組RRRパワハラいじめ文春砲を「記憶にございません!」にしない

          星組RRR新人公演パワハラリークに滲み出る匿名の難しさ

          宝塚歌劇団星組『RRR×TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』新人公演で今度は長の期、つまり「103期が加害者」のパワハラが掲載された。 「取材に声を震わせるのは、現役星組生のタカラジェンヌ」なのでインタビュー形式で告発したと思われる。 リーク者は自分だとバレないように、極力注意していた。名指しで糾弾したのは星組プロデューサーだけだ。 プロデューサーに「チクった」ことで103期から散々責められたのに、日本中にチクったなんて絶対知られたくないのだろう。 しかしあれ

          星組RRR新人公演パワハラリークに滲み出る匿名の難しさ

          BIG FISHで宝塚のフェミニズム的意義を感じた

          宝塚歌劇団の親会社、阪急阪神ホールディングスの株主総会が行われた。一部株主は株価低迷をスター個人の責任として糾弾したらしい。 105~106期が宝塚音楽学校時代の飛び降り自殺未遂のような、隠蔽に成功した加害者まで徹底的に洗い出すなら分かる。 しかし週刊誌が槍玉に上げるかが分かれ目では、他のトップスターやスターも宝塚を見限るだろう。阪急の株価ではなく、出版社の株価や権威でも上げたいのでは?と疑った。 ただ「理事長を女性に」という意見には同意である。男社会で引き上げられた女

          BIG FISHで宝塚のフェミニズム的意義を感じた

          喪中110周年明け礼真琴大規模コンサートへの期待

          宝塚歌劇110周年は喪中である。友の会から記念ポストカードが届いたとき「喪中ハガキを受け取った」のを感じた。定型文ではなくトップスターやスタッフ1人1人が、ちゃんと喪中していると思っていいだろう。 ただ劇団上層部が本当に反省しているかというと、していないとは思う。筆頭が星組公演予定の『記憶にございません!』だ。 事件に乗じて生まれ変わる「ピンチはチャンス」な話である。 転落死事件をポジティブに捉えようとしているのだ。コメディなので会見の失態や、リークが飛び交い記者に追い

          喪中110周年明け礼真琴大規模コンサートへの期待

          宙組抽選ラッシュ応募に至った宝塚事件への考えまとめ

          先日カフェでたまたま隣になった人が「宝塚の事件を見て職場のパワハラを訴えた」と話していた。縁もゆかりもない土地にも連鎖反応があるらしい。 「空って組?人?」でも詳しいなーレベルだが、影響を実感することは多い。むしろ広く浅い認識だからこそ払拭しにくいものだ。 合意書で14のパワハラが認められたが「会議室に呼び出した」も「全員の集まりをひらいた」もパワハラとした。つまり人目を避けても人前でもパワハラ、と一文で矛盾が生じている。 過呼吸はもちろん自殺についても、文春砲との関連

          宙組抽選ラッシュ応募に至った宝塚事件への考えまとめ

          組替えは災いの元

          宙組公演が再開する。この期に及んで110周年記念作品に執着するのは微妙な気持ちになる。ただショーのみの割引公演はお試しサービスのようで、初めての宝塚に勧めたい。様々な心情を察すると否定派はバッサリ諦め、新規狙いに切り換えるしかないだろう。 遺族と仲良しなら、やりたい放題、言いたい放題。酷い身勝手もスルー。 一方故人が悪口を言っていた相手には否定も反論も許さず、無理難題を押し通した。モヤモヤは残る。 また合意による問題点も浮上してきた。 25歳娘役の転落死遺族と宝塚歌劇

          組替えは災いの元

          舞空瞳の無神経さは宝塚会見の無反省さ

          「充実感があふれ」 予科本科として密に過ごした仲間の自殺直後、中止も延期もせずに押し切った公演についてこう言い放った。 星組トップ娘役・舞空瞳の退団記者会見である。 自殺の代表ロミジュリ、故人となった先生、パワハラが認められた宙組トップスター芹香斗亜の相手役を「大切な役」としてわざわざ上げた。 さすがは「証拠となるものをお見せいただきたい」でお馴染み不謹慎理事長お膝元の会見だ。 『記憶にございません!』と事件はスルーしながら、嘲笑うように禁句なしをアピールした。

          舞空瞳の無神経さは宝塚会見の無反省さ