新生姜の梅酢漬け2024
今年も梅仕事と同時に新生姜の梅酢漬けの季節がやってまいりました。紅生姜というべきなのかいつも迷いますが、市販のものとは一味違うしょっぱくて酸っぱい生姜を今年も目指します。
その前にまずは昨年漬けたものを漬け終わりとしていきます。
一年、梅酢に漬けておいたので真っ赤に染まっています。
こちらは千切りにし、冷蔵庫で保存していきます。
焼きそばに添えたり
そのまま日本酒のアテとして頂くとたまらなく美味しいです。
とまあそんなことで今年用意した新生姜は約1kg。この生姜の重量を元に進めていきます。
まず生姜の皮をスプーンで擦って剥いていきます。
細かく擦っていき皮を剥がします。
大きい塊のものがあれば折って手頃のサイズにして皮をめくります。
全部剥き終わりました。
梅酢に漬ける前に下漬けを行います。新生姜の全量の約7%の塩を用意します。
新生姜に塩をすり込みながら瓶に詰めていきます。
新生姜自体に水分を結構含んでいるので保存性を考え水抜きをします。
新生姜は水が出にくいので100mlの呼び水を入れていきます。全体にしっかり回して塩分を溶かしていきます。
瓶ごと振ってしっかり塩分を溶かし込みます。
毎日揺すりながら4〜5日間下漬けします。
5日間漬け込みました。だいぶ水分が出ているのが分かると思います。
ざるに開けて漬汁は捨てます。
ひとつひとつ丁寧に生姜の表面の水分をキッチンペーパーで拭き取っていきます。
拭き終わりました。
ネットを使って風通しの良い所で半日ほど干していきます。
干しおわりました。半日程度で直射日光を当てる訳でもないのでちょっとしっとりしています。
ここでようやく梅酢の登場。今年も梅ボーイズさんの紫蘇梅酢を購入。塩分15%の梅を漬けた梅酢なので塩分がしっかり入っています。3本必要なのは、後述するように本漬けを3回行ないそれぞれ新しい梅酢を使うからです。
塩漬けしたときよりも小さいビンがあるといいです。無い場合は塩漬けと同じものを使うとよいでしょう。
いよいよ本漬けです。本漬けは新生姜を梅酢に1週間漬けた後に漬けた梅酢を捨てます。その後、新しい梅酢をまた入れて1週間漬けてまた梅酢を捨てるを繰り返します。その後、3回目で入れる梅酢にじっくり漬け込みます。その為、梅酢が3回分必要となります。
美味しく出来上がるのが楽しみです。酸っぱくしょっぱい紅しょうがはヤミツキになります。