【書評】『小説 上杉鷹山』はサラリーマンが読むと面白い
ロッシーです。
童門冬二の『小説 上杉鷹山』を読んでいます。
読むのはこれで何度目でしょうか。
毎回いつ読んでも面白いです。
何が面白いって、サラリーマンの世界そのまんまだからです。
登場人物が、「ウチの会社ならこの人だ」とすぐに連想できるほどです。
だから読んでいてとても面白いのです。
ざっくりとしたあらすじは、米沢藩主こと上杉鷹山が、ガタガタになった藩をいかにして改革して立ち直らせていくのか、その過程を描いたものです。
かのケネディ大統領が尊敬する日本人として挙げた上杉鷹山。
この本を読めば、なぜケネディ大統領が彼を尊敬したのかが分かると思います。
それにしても、本当に組織改革というものは難しいものです。
人間の嫉妬、人事に対する不満、現状から変化したくない気持ち・・・
中世、近世、現代と、時代は変われど人間というものは変わりません。
さくさく読める文体なので、興味がある方はぜひ冬休みに一読してみてはいかがでしょうか。
おすすめです。
Thank you for reading !
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