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本の要約、感想、書評

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読んだ本の要約、感想、書評です。
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#哲学

【書評】楠木健『絶対悲観主義』 大事なのは期待しないこと

ロッシーです。 楠木健の『絶対悲観主義』を読みました。 非常に面白かったです! 「絶対悲…

ロッシー
2日前
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【書評】井筒俊彦『意識と本質』を読めるような人に憧れる

ロッシーです。 井筒俊彦『意識と本質』を読みました(少し)。 『意識と本質』は、哲学者・…

ロッシー
2か月前
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【書評】田村耕太郎『頭に来てもアホとは戦うな!』を読む。アホと戦ったらアホですよ

ロッシーです。 『頭に来てもアホとは戦うな!』(田村耕太郎著)を読みました。 もともと、…

ロッシー
2か月前
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【書評】秘伝書『猫の妙術』を読む。猫のように仕事をすればうまくいく。

ロッシーです。 佚斎 樗山(いっさいちょざん)の『猫の妙術』を読みました。 剣術の秘伝書 …

ロッシー
2か月前
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無理に積極的にならなくていい

ロッシーです。 「人生は積極的に生きたほうがいい。」 誰もがそう思うのではないでしょうか…

ロッシー
3か月前
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【書評】しんめいP『自分とか、ないから。』を読む。東洋哲学は使い方に注意。

ロッシーです。 しんめいPさんの『自分とか、ないから。』を読みました。 いや~面白かった…

ロッシー
7か月前
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【書評】『史上最強の哲学入門』(西洋編)も面白すぎる件

ロッシーです。 以前、『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』についての記事を書きました。 今回読んだのは、その西洋編です。 というか、そもそも西洋編のほうが先に出版されているので順番としては逆なんですけどね(笑)。 さて、西洋哲学と東洋哲学の一番大きな違いは何か? これは東洋編の記事にも書きましたが、 西洋哲学は「階段でゴール(真理)に向かっていく」 東洋哲学は「いきなりゴール(真理)から始まる」 という点です。 だから、西洋哲学は階段を最初から一歩一歩登っ

【超人】1分で分かるニーチェ『ツァラトゥストラ』 (※やる気を出したい人向け)

ロッシーです。 ニーチェの『ツァラトゥストラ』は、書いた当の本人であるニーチェ自身が絶賛…

ロッシー
7か月前
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【書評】ブッダ『ダンマパダ』は読む精神安定剤

ロッシーです。 『ダンマパダ』を読みました。 パンダの本ではありませんし、「パンダマダ」…

ロッシー
8か月前
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ニーチェ『ツァラトゥストラ』は言う。「君たちの勤勉は逃避だ」

ロッシーです。 前回の記事で、『ツァラトゥストラ』の書評を書きました。 普通、次は別の本…

ロッシー
8か月前
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【書評】ニーチェ『ツァラトゥストラ』を読む。私は「超人」ではない。人である。

ロッシーです。 ニーチェの『ツァラトゥストラ』を読みました。 なぜ読もうと思ったのか? …

ロッシー
8か月前
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【書評】ロルフ・ドベリ『Think Clearly』で思考の道具箱を手に入れる

ロッシーです。 『Think Clearly』を読みました。 この本は評判どおり素晴らしい内容でした…

ロッシー
10か月前
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【書評】小室直樹『三島由紀夫が復活する』を読んだら『豊饒の海』がより理解できた

ロッシーです。 最近、小室直樹氏がマイブームです。 どの著作も面白いんですよね。 宗教、…

ロッシー
11か月前
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【書評】プラトン入門におすすめの『ゴルギアス』は読みやすい!

ロッシーです。 プラトンの『ゴルギアス』(光文社古典新訳文庫)を読みました。 「ゴルギアス」というのは、本書に出てくる弁論術の教師の名前です。 本書は、プラトンの師匠であるソクラテスが弁論術をめぐり、ゴルギアス、ポロス、カリクレスの3人との議論を対話形式にした内容となっています。 私は、プラトンとかアリストテレスといった古代ギリシャの哲学者の本に苦手意識があり「なんだか難しそうだな~。」と思っていました。 しかし、この『ゴルギアス』は非常に読みやすい! 2500年