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私はこんなもんでいいかって思う事が大事じゃないかと言われるけどそれでも私は私が嫌いだな
フィール・ライク・ア・ナチュラル・ウーマン
姉さんの友人がステージに立って歌うのを、私は聴きに来ていた。
日曜日の昼間、あまり大きくもない市民会館。家からバスで30分くらいの距離。おじいちゃんやおばあちゃんが数多くを占める、小さなホールで。
私が姉さんとその場所についたのは、開演ぎりぎりの時間だったというのに、二人してゆったりとした足取りで入口に向かっていたところを、ブロンド髪の女性に声を掛けられる。
姉さんの友人は私たち姉妹のほかにも沢山
キャロル(The Price of Salt )を読んだ
春の終わりに、いい意味でとんでもない小説を読んでしまったので状況整理というか、日記のようなものを残しておく。
きっかけはSNSでタイムラインを眺めているとき。ある人が「キャロルを観た」と呟いていたのが気になった。私も5年か、それ以上前くらいに見た気がする。確か、女性同士のラブ・ロマンスを描いた話だったか。二人を取り巻く当時の環境は(社会が同性間における恋愛に寛容か、という意味で)あまりよろしくな
あいつを好きだから死にたい
それは所謂、私の「初恋」と呼ばれるものだったのだけれども、今日現在まで私の心を支配する感情は深い悲しみと、消えてなくなりたいという絶望だった。それらを総括して表すのであれば、「死にたい」に他ならない。
「切ない」じゃない、「死にたい」だ。そんなこと、どの恋愛小説にも流行りの恋の歌にも無かった。
好きになりたくなかった。友達としてそばにいたかった。だって、お前にとって私は数少ない友人だろう。私に