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じぶんにできること

(他人を本当の意味で助ける為には何をすればいいのか?)
ずっと考えていた。

苦悩のカラクリに気がついてから。
体育座りをしてこちらを眺める恐怖心と不安感が、
意味もなくそうしているわけではない事を理解した。

だから、安易に
「そんなことをしてはいけないよ」
と偉そうにさとしたり。
「悩みごと聴くよ?」
と寄りそう事もできなくなってしまった。

時に、相手の『ギフト』を奪いかねないからだ。

人の悩みは千差万別だけれども。

その人の人生で起こった現象化について、その人は「悩みである」とラベリングしたことでも、見えない世界を計算に入れたあとでは『ギフト』に変換されていくことを理解したからだ。

人の悩みを聞いた時に、その苦悩じたいがその人の大切なギフトの種に見えてしまう自分のような、ふきだまり歴の長かった人間には。
全くもってして他人様にアドバイスなんぞできなくなる。

この、どこぞの誰かが地球に仕掛けた壮大なサプライズに、自分もおおいに感動した経験がある人間なら、無口になるに決まっている。

だって。

自分でカラクリの答えを見つけた時の衝撃の大きさ。
喜びと感動ほど言葉にできないものはないからだ。

そして。

どこぞの誰かが仕掛けた壮大なサプライズのネタバレを率先して行うような愚行はしたらいけない。
隠れてひっそりとするぐらいがちょうどいい。

その人がその人らしく。
自力でサプライズにたどりついて、感動して『無敵にる』こと。

他人に助けられた時には感謝が生まれる。
自分で自分を助けた時には感動も生まれる。
そうして、他人と自分の境界線が宇宙の拡張とともに収縮して消えていく。

ランドリー地球人後期の記録より

この頃は
『どこぞの誰かが仕掛けた壮大なサプライズのネタバレを率先して行うような愚行はしたらいけない。
隠れてひっそりとするぐらいがちょうどいい。』
と考えていたのですが、その後の体験で気がつき、確信しました。

ぷりずん地球で夢中に楽しくぐるぐる回っている間は、あからさまに答えを見ても、意味が理解できないようにセーフティネットが働いていること。
だからそこのところは気にかけなくても大丈夫なんだと。

ぷりずん地球で、体験ハンティング中の魂さんへの影響を考えて躊躇ちゅうちょしていたのだけれど。

ぷりずん地球卒業希望生しか、この文章には反応しないように標準でなっていたという緻密ちみつ采配さいはい……。

だから、安心して記して残してもいいんだよ?と。

現在、羽化うか🦋に向けて絶賛さなぎ状態で。
ドロドロに溶かして再編成しております。
訂正・加筆をどんどんしていく進化系SFエッセイとして記させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

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