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本は宝物、本は友だち。読書に没頭できる時はいい時。

つむは、元々は本を読むのが嫌いだった。
理由はよく覚えていないけれど、嫌いなものは嫌い。笑
絵本も、親に「読んで」とせがんでは、
「自分で読みなさい」と断られ…。
原因不明だが物心ついた時から本を読むのが嫌いな自分。
一方。
親は、「読書して賢くなれ」が頭にあったのか、
様々な本を押し付けられては
つむ「読まない」の繰り返しだった。

そんな読書大嫌いなつむが
読書にのめり込むほどに変化した。

そのきっかけは。
つむが通っていた中高は、朝礼で挨拶をした後、
10分間の「朝読書」(通称:朝読)という時間が必ずあった。

読書嫌いのまま中学に入学した頃は
「朝読」が不要で退屈な時間でしかなかった。
だけど、何も読まないなんてことは決して許されない。
何かしらの「本」を読んでいないと、先生に怒られる、
だから、つむは適当に本を一冊常備し、
「10分間本を眺めている」そんなことでやり過ごしていた。

いつ、何の本がきっかけだったかは詳細に覚えていないけれど、
ある時、地獄の「朝読タイム」で
一冊の小説を読みはじめたら、その世界に入り込んでしまうほどに惹きつけられた。
それからつむは、
「嫌いなこと:読書」が「好きなこと:読書」、『暇さえあれば読書』という
大変化を遂げた。

読書が好きになってから世界は広がった。
その読書好きは、いまも続いている。

そんな大好きな本が読めない、活字を読んでも頭に入らない、
面白い、楽しい、と思えないことほどつらいことはない。
うつ病は、楽しいことさえも奪ってしまう、何だか得体の知れない怪獣みたい。

いまも、毎日波はあるけれど、
読書に集中できた日は、何だかちょこっとうれしくて
もっともっとたくさんの本を読みたいと思う。

いまのつむにとって、
本は宝物。
本は友だち。
色々な世界を体験させてくれたり、
色々な感情を引き出してくれたり、
自分の気持ちに寄り添ってくれたり、
知らないことをたくさん教えてくれたり。

読みたいだけの本がぜーーーーんぶ置ける、
本屋さんみたいなお家に住みたいな。
なんて、夢をみる、つむ。🧸

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