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「しにたい…」の一言に、『怒る。』のはなんで?

すごく純粋な、近ごろのつむの疑問。

「いのちは大切」は絶対正義として叩きこまれる。
(これも自殺対策の一つ??)
「いのちは大切」自体は、間違ったことではないと思う。

だけど。
この令和の時代に。
あそびじゃなくて。
必死の思いで、やっとつぶやいた
いまにも消えそうな「しにたい…」を
その一言を聞いた途端、
(理由など聞くまでもなく、)
「ダメ!何をバカなこと!」と怒るひと、教師がいる…。

つむのこころの声。
『なんで…???』

なんでそういう反応になるの
なんで怒るの。?
その言葉を必死につぶやいた本人は、
苦しんで苦しんで一人でつらい思いを抱えているのに。

「いのちは大切」が、絶対正義、正論になりすぎた?
それと違ったことを言うから、
その絶対正論、正しいことを教えたくて…?
そういう反応になるのかな…。

正しいことを教える、
自分の人生経験を、先を生きる人として、教師として、
大人の世界はこう。
大人になったら大変だ、しっかり生きていかないと、と
生きる力を備えようとしえくれているのかな。
先生、「教師」だから…。…?

一方…
「いのちは大切」は、言われるまでもなくわかっているけど、
自身も生きるつらさを抱えながら生きてきた自分、
そして、(休職中だしこのまま辞めちゃいそうで自分でも怖くてたまらなくなってきたけど)
保健師という職業柄…?
まずは相手の話しをきく、訴えをきく。
沈黙があってもいい。
相手が話してくれるのを待つ。
相手が発すする言葉や、やり取りの中での言葉を集めて
相手のことを想像する。
ということが、仕事であってもなくても
人として当たり前と生きてきた自分…。

「しにたい…」の一言に、怒る。理由がわからない。
どうして、
せっかく言ってくれた「しにたい…」の裏側にある
たくさんの苦しみや経験など、そう思うにまで至った背景をまずは聞かせてほしい、と
思わないのだろうか。

この国の自殺対策、本当に国民に広くプラスに働いているのだろうか。
『自殺はダメなこと!いのちは大切!』ばかり、
それだけに注目して、
大事なことを見落とすようなことが起きていないだろうか。

「◯◯はダメ絶対。」は、ダメなこともある。
そう思う、本当にそのことで苦しんでいる人が
社会から、偏見の眼差しで見られることになること、
怒られることなどを恐れ、
本人も言われるまでもなくダメなことは分かっているから、
悩みを打ち明けることすら、
できなくなる危険性があるのではないか。

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