多くのIT人材は、ノーリスクで起業している
私は社会人になってから常にIT業界で働いてきた。
IT業界で働いていると20代、30代で起業している人に会うなんて日常茶飯事だ。私自身、正社員で働きながら副業で法人を経営している。
そんな世界にいて気づいたことがある。
それは、起業している人たちの多くはノーリスクで起業に成功しているということだ。
今回は私を含め、私の周りでノーリスクで起業をしてうまくいっている人たちが、どのようなステップで起業しているかを紹介したいと思う。
副業からスタート
IT系に顕著なのだが、起業がうまくいっている人は副業から起業をスタートしている。
正社員として働きながら、自分が持っているスキルを活かし、副業で自営業を始める。
そして、副業の年収が本業の年収を超えたあたりで、法人化して独立する(フリーランスになる)というステップだ。
また、法人化しなければならない規模まで事業が成長したので、本業を辞めず、副業のまま起業する人も増えてきている。
IT起業と聞くと、投資家や銀行からお金を集めて世の中を変えるようなサービスを作るために起業するというイメージが強いかもしれないが、実際のところは副業からスタートしている人の方が多い。
もちろん、最初から革新的なプロダクトを作りたい人はそういった起業スタイルになるが、自分の人生を良くするために起業をするのならば一か八かの賭けに出るのではなく、副業からゆっくり事業を育てた方が確実だ。
起業すると新たなことができる
副業から起業をして、正社員の仕事を辞めると毎日8時間以上の余裕時間ができる。
みな、その余裕時間を使って起業したばかりの会社を大きくしている。
副業時代に安定した収入を稼げるようになっているので、空いた時間で自社サービスを作ることに挑戦する人もいるし、採用をスタートして受託案件の規模を大きくする人もいる。もちろん、リスクを取らずに自分一人で事業を継続するのも賢い選択だ。
ここでどういったステップを取るかで事業会社になるのか受託会社になるのか、それともリスクを極限まで減らしたスモールビジネスを継続していくのかを決めることができる。
失敗しても大丈夫
ここまでの説明で、多くの起業家がリスクを限りなく低くして起業していることが理解できたと思う。
さらに言及しておきたいのは、私の周りで起業したメンバーは万が一のことがあっても大丈夫なように以下のような様々なリスクヘッジをしているということだ。
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