「四騎士が創り変えた世界」読んでみた。
こんにちは。
今日は、「四騎士が創り変えた世界」を読んで、アマゾンの経営戦略について感想・考察していきたいと思います。
アマゾンは市場での認知度の高さがあり、強いブランド力や多角化したビジネスモデル、巨大成長のポテンシャルなどが挙げられます。
そんな中、本の中に興味深いワードがあり、「狩猟と採集」という言葉がでてきました。
この狩猟と採集は、人類史上、最初にして最大の成功を収めた適応能力です。
この能力がまさにアマゾンの本質なのです。
アマゾンが訴えかけるのは、より多くのものをできるだけ楽に集めようとする狩猟採集本能であり、エネルギー消費を減らし、節約した時間でもっと重要なことができると言われています。
狩猟と採取は今後アマゾンが成功を収めるために重要な役割を果たすと考えられていて、この本から考えられるアマゾンの戦略はいくつかあり、まず挙げられるのが投資戦略です。
ベゾスの見解によると、アマゾンの投資戦略のカギは、引き返すことができるタイプで思い切った冒険を数多く行うことだといいます。
そこには空飛ぶ倉庫やドローンを弓矢の攻撃から守るシステムなども含まれていて、また、投資戦略で最も重要な投資額も安いです。
無駄な資金を使いすぎる前に引き返すことができるので頓挫する可能性が高いです。
その一方では、最先端の企業というイメージを築くという意味で大きな利益を生むことができ、経営戦略をする上で安い資本は武器となります。
アマゾンは常に他社と逆の発想を行き、メイシーズ、シアーズ、ウォルマートにはできない事を行い、競争相手を置いていきます。
先程も出てきた引き返すことのできるタイプの投資戦略だからこそ何度も投資をするうちにアマゾン株主は失敗に対して寛容になります。
さらにアマゾンは絶大な力を持つ組織らしく、運送業への参入を進め新たな戦略を進めています。
陸、海、空での3方向への戦略。
アマゾンは正式に連邦海事委員会から海上輸送業者の免許も与えられ、他社の商品を配送することが可能となったのです。
この新しい戦略・サービスをアマゾンは、フルフィルメント・バイ・アマゾンと名付けていて、このサービスが主流になるまで一般的にコストの割合を大きく占めているのが人件費です。
アマゾンはそういった課題をハードウェアとソフトウェアを活用して、削減することに成功しています。
始まったばかりの航空機部隊と併せて、アマゾンの次の巨大事業つまり戦略になる可能性もあります。
こういった戦略は全て顧客体験を基盤にオンラインストアに集客することが目的だと考えられ、顧客体験を最高のものにすることで、ユーザーにアマゾンのファンになってもらい、オンラインストアに人を集めることができます。
そんなアマゾンの顧客体験は、豊富な商品ラインナップ、低価格、そして新たに注力している最高の配送システムの3つが支えています。
つまり、考察をまとめるとオンラインストアで生み出されたキャッシュが低価格化実現に再投資される低価格構造、豊富な商品ラインナップ、効率的な配送センターでの在庫管理や配送手段の安定性を生み出し、顧客重視な戦略・サービスに加え市場での更なる拡大が期待できる経営戦略だと考えらレます。
「四騎士が創り変えた世界」には、GAFAついて詳しく説明されていて1度は読んでいただきたい本でした!
自分なりに企業について考えるとより深掘りできるのでこれからも機会があればやっていきたいと思います!
今日も読んでいただいてありがとうございました。
みなさんと成長していくことができたら非常に嬉しいです。
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