疲れやすい原因はこれだった③~自分の内側からエネルギーが満ちて自家発電できるようになった理由~
「なんで人よりこんなに疲れやすいんだろう」
「もっと体力があったら色々な事ができるのに」
こういう思いを長年抱えてきました私が、自分自身で実験をしながら疲れやすかった原因を理解し、自分自身の内側からエネルギーが湧いて満ちてくる「自家発電」ができるようになった理由について書いています。
書き出したら止まらなくなり、あまりにも長いのでシリーズにしてお届けしています。
そして、これらの記事は、「身体の疲労」という側面ではなく、「脳疲労」の側面から書いています。
脳疲労の原因として、以下3つを挙げました。
第1回目は、【①「思考」による疲労】について書いています。投稿はこちら⇓
第二回目は【②「迷い」による疲労】について書きました。投稿はこちら⇓
3回目、最終回の今日は【③「不安」による疲労】について書きます。
不安な時の起きていること
「不安」にも色々な種類がありますが、今回はあえて「自分に自信がないことからくる不安」に限定して書きます。
ということ、ありませんか?
私はよくあります。しょっちゅうあります。
【「やりたい」という声】と、【「やれる自信がない」という声】が引っ張り合いをしていて葛藤を生んでいる状態。
この葛藤の状態は、スマホで例えると「電波が不安定」な状態です。
「やりたい!」の声が強くなると、電波は強くなります。
「やれる自信がない」の声が強くなると、電波が弱くなります。
電波が強くなったり、弱くなったりを繰り返している状態。
これが私達の脳内繰り広げられていると想像しただけでも疲れますよね・・・。
綱引きで例えると、「やりたい!」チームと、「やれる自信がない」チームが、右と左で綱を引っ張り合ってる状態。ものすごく力を使って引っ張り合って拮抗している状態。疲れますよね。
自信がない状態のまま踏み出せる人ばかりじゃない
私が自信がなくて踏み出せない時、こんな筋肉マッチョなアドバイスはなかなか受け取れませんでした。
「いや、そう思えたら悩んでないって・・・」
って心の中で静かに反論してました。
これまでの人生の中で、自信がないけれどもやってみたことで上手くいった成功体験がそれなりにある人や、自信がないけれどもやってみたことで上手くはいかなかったけれどもその経験が学びとなり成長ができたという前向きな捉え方ができている人は、上記の考え方をすんなり採用できると思います。
けれども、これまでの人生の中で、自信がないけれどもやってみたことで挫折を味わい、その辛い経験が一種のトラウマとなってしまっている人にとっては、自信がない状態で何かをやるというのは、とてもとても怖いことです。
私の個人的な話でいうと、小学校時代に学級委員で先生からの期待を一身に背負い、クラスメイトを引っ張っていこうと頑張ったけれども裏目に出て仲間外れにされてしまったことと、先生の期待に応えられなかったという無力感を強く感じたことがかなり強烈な挫折経験になっていて、今でも大勢の人を束ねる立場に立つことはとても怖いと思って尻込みしちゃいます(色々向き合ってきていますがなかなか根深いです)。
以前に比べてかなり減ってはいるけれども、他にも小さいレベルでは自信のないことは今でも色々ありますし、やりたいけれども自信がなくてできない、という人の気持ちはとても良くわかります。
「ないもの」ではなく、「あるもの」にフォーカスして自信を取り戻す
でもね、どんなに自信満々に見える人にだって、自信のない分野はあるものです。
そして、どんなに自信がないように見える人にだって、他者から見たら驚くような才能があるものです。
これまで1対1で2800人以上の方からキャリアや人生についてお話を伺う中で、本当によくあることが、私から見たらものすごい才能・強みだと感じるものを、ご本人は当たり前すぎてそれを自分の才能・強みだと気づいていないということ。
って反応が良くかえってきます。
それくらい、自分の事って、なかなか客観的に見えないもの。
「いやいや、ちがいますって。それ、あなただからこそできることですから!」
ってお伝えしています。
さらに、良く聞くのが
という言葉。
日本は謙遜の文化が根強く、自分のできるところや良いところをオープンに話す文化はあまりないこともあって、自分の長所を言語化できる方は意外に少ないなぁと感じます。
自分の不足している部分や欠けている部分に意識が向いて、自分が既に持っている部分については意識が向きにくい。
でも実は、「既にあるもの」はいっぱいあります。
しかも、短所だと思っていることも、裏を返せば長所になります。
「ない」⇒「ある」の変換もできるのです。
そうやって、「ある」が自分の中に結構たくさんあるな、ということに自覚的になることで、みるみるうちに自信を取り戻して、今まで躊躇していたことにも一歩踏み出して行かれる方を私はたくさん目撃してきました。
「ある」の力って、すごいんですよー!!!!
才能は「これを使って生きなさい」という神様(宇宙)からのプレゼント
ここからは少しスピリチュアルな表現になりますが、私が信じてやまないことなので伝えさせてください。
その人が持っている才能・強み・得意な事
これは、「これを使って生きなさい」という神様からのプレゼントだと思っています。
私達の中の、ちょっとした「天才性」「異常性」「変態性」ってあるじゃないですか。
そこって、自分では無意識だったり、逆に意識はしているけれどもなんだか恥ずかしいから表に出さないようにしていたり、バレないようにコッソリやっていたり。
でも、その「天才性」「異常性」「変態性」こそが、才能だと思うんです。
「これがあなたの才能だよ」ってわかりやすいように、あえて、神様は、変な出っ張りを持たせて目立つように私達に与えてくれているんだと思うんです。
逆に、「なんでも器用に平均的にこなせてしまう」という出っ張りがなく一見平凡なところでさえも、「なんでも器用に平均的にこなせてしまう」という才能ですよね。そんな人なかなかいませんから。十分尖ってます。
それをね、表に出して、使っていくと、神様(宇宙)がすごーく喜んでくれる。
力を抜いて、エコな自分で、力が発揮できて、人に貢献できて、喜ばれる。
自分も嬉しいし、周囲の人も嬉しいし、神様(宇宙)も嬉しい。そうすると、不思議と、色々な事が上手くいきます。
仮に、「ここの部分については私はダメだな」というところがあっても、その弱気な声に負けないくらいに、自分の才能を発揮することで喜びの連鎖が広がっていくので、弱気な声はその喜びの連鎖におさえられて徐々に存在感を薄くなっていきます。
そう、「自信がある状態(不安の少ない状態)」は、スマホでいうと、強い電波のまま安定している状態。通信がスムーズにできる状態。つながりたい人とLINEや通話でちゃんとつながることができるし、話すこともできるし、得たい情報も検索できる状態。
私は、自分の中に【自信=自己信頼】が育つことで、他者からの承認・評価・愛情をもらわなくとも、自分自身の内側から「大丈夫」という強い電波を発することができるようになる感覚を得られました。
まさに、自家発電。
才能を明確にする方法
キャリアコンサルティングやコーチングでももちろん才能を明確にすることはできます。対話を通じて深めていくので、納得感が得やすいです。
他にも、私が試してすごく良かったのは、西洋占星術(ホロスコープ)と東洋占星術(算命学)。生年月日から自分の才能の初期設定がわかります。不思議と両方とも共通点があって、納得感がありました。対話では気が付けなかった無意識レベルの才能に光を当ててもらえたことで、自分の力の発揮の仕方がより立体的になったと思います(こうやってnoteを通じて自己表現をしているのも、これらの占星術で自分の才能が自己表現であることを発見できたから!)。
さらに、こちらの本もとても良かったですよ。久々にしっかりワークをしたことで、自分の才能が腑に落ちて、「私って実はすごいところいっぱいあるじゃん!」と自信を取り戻せました。この2冊、お勧めです。
最後にどうしても伝えたいこと
これまで3回にわたり、「脳疲労から身を守り、自分の内側からエネルギーが満ちて自家発電できる方法」について書いてきました。
が、最後に、とてもとても大切な事を書きます。
人にはそれぞれ生まれ持ったエネルギーの器の大きさというものがあります。
スマホでいうと、68GB、128GBのように、どれくらいの容量があるかの違いです。
生まれながらに、身体が丈夫でエネルギッシュで人の面倒をたくさんみて、社会に大きなインパクトを与えることをやることができるビッグサイズの容量をもった器の方もいれば、その逆の方もいます(このあたりの、自分がどういう器を持って生まれているのかは算命学でわかります)。
これはどちらが良い悪いではないです。
一見、大容量の方が良いと感じるかもしれませんが、大容量の人は大容量の人なりの苦悩があるのです。
仮に、68GBの容量のスマホに100GBのデータを保存しようとしても保存できないように、68GBの容量の中でできる限界というのはあります。
どんなに電波が良くても、どんなに安定感のあるwifiにつないでも、スマホの容量は変わらないのと同じで、どんなに脳疲労が減って疲れにくくなっても、元々の持っているエネルギーの器の大きさは変わりません。
だから、人と比べずに、自分の器の最大限でやれば十分なのです。
それ以上やろうとして無理をする必要はないし、そもそも無理はできないようになっているのです。身体か心が壊れます。
それでいうと、私のエネルギーの器はコンパクトサイズです。
決して大容量タイプではありません。それを自覚しています。
だから、前より疲れにくくなったからと言って、心身を壊してまで自分の器以上の事をやろうとは思っていません。
これを中心に据えて、自分を大切にし、他者も大切にし、喜びが伝播していく活動を今後も続けてきます。
自分よりスゴイ人はいっぱいいます。
自分ができないことをできる人はいっぱいいます。
でも、【私という人】を生きることができるのは私しかいないのです。
人と比べず、自分にあるものに意識を向けて、自分を思いっきり生きる。
それを一緒にやっていく人を増やしていきたいです!
今回も長くなりましたが、ここまで読んでいただき本当に、本当にありがとうございます!!noteを通じて、たくさんの方とつながれて、とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします^^
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