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11/5 精進料理 喜捨
京都にある禅寺の修行道場へ、年に4回の集中修行の際に友人と二人でお料理を喜捨させていただいています。
今回で4回目となる喜捨。元々精進料理に関心があり、典座教訓を読んでみたりしたのですが雲水さんたちの生活はあまりに自分とかけ離れていてイメージできず、読み進められず。京都で仲良くなった友人が禅寺の僧侶をしており、修行中の話などを聞く中で精進料理というものを少しずつ理解し、禅そのものにもとても興味が湧
3/23 日常を面白がる
寝る前に本を読むことが多く、枕元には何冊か本を置いています。最近置いている中の1冊が枕草子。
読むたびに感動したり、共感したり、くすりと笑えたり、本当に素晴らしい随筆。
実は「朝夕」という屋号も枕草子を読んでいた中で 古語で毎日、ふだん、いつも、平素などの意味を持つことを知り名付けました。
朝夕、あさゆふ。響きも好きで気に入っています。
何でこんなにこの文章に心惹かれるのだろうと考えた時に
日常
2/16 冴返る 暮らしの茶
昨日からちらつく雪… 心身ともに春モードになってしまっていたので、冬には平気だった寒さが急にきびしく感じます。
「冴返る」という季語があり、冴返るとは一旦暖かさを経験した後の刺すような、鋭角的な寒さのこと。この繰り返しで春になるのは毎年の自然現象とわかっているのですが、お布団と湯たんぽから離れるのが辛いです。
今日は私にとってお茶の先生であり友人のお誕生日なので、朝から色々と思い出しています。先
2/12 はる 猫柳の新芽
春の語源は明らかになっていませんが「天候が晴る」「草木の芽が張る」「田畑を墾る」「氷が解けて水が張る」など、いろんな説があります。
草木も動物も皆動き出す季節。
先月から花器に挿しっぱなしの我が家の猫柳は上着を脱ぎ捨て、花が咲き、根が伸び、ついに新芽が出てきました。ピースをしているみたいで可愛い。日々の変化に癒され、私も頑張ろうという気持ちが湧き起こります。
猫柳は土に植えれば簡単に根づくそ
ポトフ、野菜ブイヨン、出汁スタンド
朝から苦手なことを色々と終わらせた。
風が冷たくて久しぶりに「さむ」という言葉を発した。
こんな日は何か温かくてほっとする料理を食べたい。帰り道、自転車を漕ぎながら冷蔵庫の中を思い出す。塩豚、キャベツ、じゃがいも、セロリ、白ネギ…ポトフだ。
本当にシンプルなポトフを作った。スープもたっぷりいただきたいので煮汁は多め、味付けは塩豚の塩気にほんの少しの酒と塩麹、ローズマリー。じゃがいもは塩豚の塩味と