3/23 日常を面白がる
寝る前に本を読むことが多く、枕元には何冊か本を置いています。最近置いている中の1冊が枕草子。
読むたびに感動したり、共感したり、くすりと笑えたり、本当に素晴らしい随筆。
実は「朝夕」という屋号も枕草子を読んでいた中で 古語で毎日、ふだん、いつも、平素などの意味を持つことを知り名付けました。
朝夕、あさゆふ。響きも好きで気に入っています。
何でこんなにこの文章に心惹かれるのだろうと考えた時に
日常を面白がり、季節を愛で、時に毒づき、それらを豊かな感性でおもむくままに綴っている、自由さに惹かれているのだろうと思いました。
迷っている時にこの本を読むと、自分の中で軌道修正される感じがあります。
先日、友人がストーリーであげていた
「天馬行空」という四字熟語。
思想、思考、文章、行動などが、何事にも束縛されず、自由自在で
素晴らしい勢いがある様子のこと、だそう。
まさに清少納言の文章のよう。人生の指標にしたいくらい素敵な言葉です。