【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年11月(3)【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
今回は『2024年11月24日まで』の記事まとめです。
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1.2024年10月号 日々の思い この秋、「地域の宝」文化財に触れてみませんか! 文化財課長 後藤 雅樹(ごとう まさき)(県教育委員会)
有形・無形の文化財は、地域の風土・歴史や先人達の営みの中で生まれ、先人達によって育まれ、先人達の思いとともに現在まで引き継がれた地域の貴重な財産です。また埋蔵文化財は、私たちが生活している地面の下に埋まっている、何千年も前の先人の生活や文化について教えてくれる貴重な財産です。文化財とは、その地域の特色・特徴を具現化したものとも言えるのではないでしょうか。
これら「地域の宝」である文化財に対する理解を深めていただき、国民共有の貴重な財産として文化財への愛護の気運を醸成させるため、11月1日から7日までを『文化財保護強化週間』として、文化財保護に関する積極的な広報活動と文化財に関する各種行事が全国的に実施されます。
県内各地でも文化財に関するイベントが実施されますが、今回は「福島県文化財センター白河館」の「企画展『この木、なんの木?前田遺跡!』(会期10/26~12/15)」と「まほろん感謝デー(11/2~11/4)」についてご紹介します。
まず前田遺跡(川俣町)の企画展ですが、この遺跡は縄文時代の集落跡ですが、土器や石器のほかに通常では残ることが少ない木製品が多数発見され全国的にも注目されている遺跡です。今回は木製品や木質遺物を中心に展示し、現時点までに判っている縄文時代の植物利用についてご紹介します。
一方「まほろん感謝デー」は、文化財に関する体験活動として縄文品の出土品を参考にした「編み組コースターづくり」のほか「漆塗しおりづくり」「勾玉づくり」など大人から子どもまで2世代・3世代の家族ぐるみで楽しんでいただけるメニューを他にも多数ご用意しています。詳しくはまほろんHPをご覧ください。
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世界遺産となっている文化財が日本各地に存在していますが、福島県にも多くの文化財が存在しています。
まずは、身近なものから触れてみては如何でしょうか?
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2.★1年総探★今度のクエストはスルメ?(県立小名浜海星高校)
日時:令和6年9月20日(金)8:50~9:40
場所:本校舎1年1組教室
6月の木戸川朝市(楢葉町)で、一緒に出店した方から、私たちに課題の提供がありました。
「商品を製造しているときに、この様な切れ端(スルメや煮干し)が生じてしまいます。」
「その切れ端について、いろいろとチャレンジしてきたけれど、いい方法が見つかりませんでした。」
「イベントで皆さん方の元気な姿を拝見して、一緒に考えてもらえたらうれしいな。と思ってやってきました。」
次回は、このスルメや煮干しを使った調理実習を行います。
どの様なメニューに合うのか?実際に作って検証していきます。
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こういった商品の活用は「いつも製造している人達」からは、飛躍した考えは生まれにくいものです。
意外な組み合わせのメニューが誕生するかもしれませんね。
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3.真夏の夜の夢(県立会津学鳳中学校・高校)
令和6年度芸術鑑賞教室として、コメディミュージカル「真夏の夜の夢」を中学・高校の全校生で鑑賞しました。(2024/10/10)
劇団シアタージャパンによる「真夏の夜の夢」は、シェークスピアの4大喜劇の一つ、歌あり踊りあり笑いありの青春コメディミュージカルでした。
およそ400年前にシェークスピアによって生み出された喜劇ですが、時代の違いこそあれ現代に生きる私たちにとっても大いに共感できるものでした。生徒たちは、手拍子をするなどして舞台を堪能しました。
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演劇・ミュージカルは、非現実を楽しむことが出来るエンタメです。学生のうちに触れることが出来たことは、きっと将来に役立つと思います。
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4.建築科 課題研究 校長室の壁の仕上げ(県立郡山北工業)
9/27(金)5校時目 課題研究の時間に 建築科の生徒が校長室の壁の仕上げをしてくれました。
写真や校訓の額縁を飾れるように壁一面に有孔ボードを固定していきます。
最後に節つきの杉板をあえて真ん中に使用し、校長室に自然の雰囲気を漂わせてみました。
校長室のリフォームは昨年度終えましたが、建築科の生徒のアレンジを加えて、より工業高校の校長室らしくなってきました。
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学生の力も借りて学校全体のイメージを統一することで、さらにブランディングが進んだと思います。
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