【こんな本が欲しかった!! 】【美大生が「アイデアのヒント」を読んで感じたこと】
第10回目は 、ジャックフォスター さんの 「アイデアのヒント」を要約していきます!!
この本はジェームス W.ヤングさんの「アイデアのつくり方」をベースに解説されています。
先に、「アイデアのつくり方」を読んだ本が分かりやすいです。
知っているモノがそこに存在するとき、それを「ある」ことを感じる。
でも、それを明確に説明しろと言われると困ってしまう。
〇アイデアを考えるのは「楽しむ」事が一番大切。
「異なる二つの思想」の結合がアイデアである。
例) ダリは(夢)と(芸術)を融合させて「シュールレアリス」を生み出しました。
(火)と(食物)を融合させたモノが「料理」
(アラーム)と(時計)を融合したモンが「目覚まし時」
アメリカジャーナリズム リンカーンの文章
すでに成し遂げられたモノなど、何ひとつ無い。
最高の絵画はまだ描かれていない。
最高の詩は書かれていない。
非の打ちどころのない政治も無く
100%信頼できる法律もない。
すでに分かっている事を学ぶのは何の意味もない。
〇一つの問題を解決するのに一つか二つの方法しかないことなどない!!
なぜ一つの答えをさがすのかと言うと、そのように教育されているからだ。
しかし、沢山の答えがあるのが普通なのです。
沢山答えがあると分かればそのうちの一つや二つを探すのは簡単です。
〇人は自分がイメージしたとおりに行動する。
事実よりも気持ちのほうが重要なのである。
アイデアが思いつくとができると「信じる」ことだ。
例)鉄塔を渡れば1000万円渡すと言われたら
→落ちないことだけ考えてあせってしまう
例)鉄塔の上にいる赤ん坊がいたら
→赤ん坊を救う事を考えていて、1000万の事は考えていません。
〇子供のように、世界を見よう!!
自分が「6歳」だったら、どう考えるだろうか!と考えよう!!
子供は、「知識」をもとに世界を見ません。
世界をありのまま見る能力を持っているのです!
子供は「前例」を知らないのです。
「子供はクエスチョンマークとして学校に入学し、ピリオドとなって
卒業していく」
上手い例えです。誰しも子供の頃は疑問に満ち溢れていました。
それが、社会や常識などによって疑問を持たなくなっていくのです。
〇型にはまった生活から抜け出そう!
食べ物、着るモノ、考える事、同じスーパーに行く、同じテレビを見る
これらは「生活の型」に入っているからです!
→月に一回は興味の無い分野の、本を読もう!!
そうすれば、型から抜け出せ、アイデアの引き出しを増えます!!
〇「見る」事を学ぼう!
実は、僕たちは実際には見ていません。
意識して見ていたのではなく、ただ「ながめていた」だけなのです。
「見る」には努力がいります!
→普段からよく「観察」しよう!
散歩や買い物をする際、何かお題を決めて、それを探そう!
例)花を探す
こんな所に花はあったんだ!と発見できます!
〇ビジュアルで考える
言葉ではなく「画像」で考える!
例)「鍵」を「鍵」と考えない。
→絶対に壊れない岩と考える
ビジュアルで思いつけば、言葉は後から出てきます。
〇制約を作らない!
付けなくてもいい制約を付けていないかと問いかけよう
〇似たモノを探す!
〇「もし、こうだったら」と考える!
〇「常識」を破る!
〇他の分野の力を借りる!
〇質問を変えてみよう!
「問題を作るのは、問題を解くよりも重要である
アインシュタインの言葉です。
例)10回建てビルのエレベーターが2台あります。
社員が増え2台のエレベーターでは、とうてい間に合わなくなりました。
解決策は、いろいろありますが
この会社は、エレベーターに鏡を設置することで解決しました。
どういう事かというと....
エレベーターの待ち時間を鏡を設置することで
身だしなみを整える時間になり
社員の不満は無くなりました。
→このように同じ問題でも、質問を変えるだけで
答えが全く異なるのです。
このような例は、松村真宏さんの「仕掛学」に
沢山書いてありました!
〇アイデアを手にするがアイデアを手に入れることだ!!
アイデアは沢山だしましょう。
何でも良いので小さなアイデアをだします。
一つアイデアをだすと、脳が活性化し、次から次にアイデアが沸いてきます!!
結論
アイデアを考えているだけでは、考えてないのと同じで
実際にアイデアを形にするのが意味があると感じました。
そして、アイデアマンが天才ではなく、アイデアの訓練を
してアイデア脳になっていくことが分かりました。
僕も、散歩する際によく観察して、新たな気づきがありました!
アイデアは自分のマインド次第です!!
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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